「釜山1日観光ツアー」体験レポート

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釜山の代表観光スポットを1日でめぐるお得なツアー
釜山(プサン)は初めてという方におすすめなのが有名観光スポットを1日でめぐるツアー。

釜山は、朝鮮半島の東南端に位置しており、釜山港を母体にして発達した韓国第一の港湾都市であり、人口400万人の韓国第二の都市です。

釜山までは福岡、下関、大阪からフェリーが就航しており、韓国までの船旅を味わうこともできます。

海あり山あり、魚市場あり名刹あり、見どころ満載の釜山を生粋の釜山っ子のガイドさんと共に行ってきました。
チャガルチ市場
釜山といえば海の幸。毎日夜明け前から遠近海の300種を越える魚介類が次々と運ばれるチャガルチ市場は韓国一の規模を誇ります。

チャガルチ市場の看板をくぐって、小道に入ると魚と潮の香りが急に強くなり、両側には露店の魚屋がびっしり。日本では切り身でしかほとんど見ない太刀魚がどどんと並んでいるのに目を奪われます。
韓国ならではのエイやユムシなど、同じ魚食文化、刺身食文化でありますが、少し様子の違う魚市場。

アジュンマ(おばさん)たちの熱い呼び込みに若干恐れをなしますが、ぶらぶらと見ているだけであっという間に時間が過ぎていきます。
海雲台(ヘウンデ)ビーチ散策
続いてやって来たのが韓国の海水浴「海雲台(ヘウンデ)ビーチ」。周辺にはパラダイスホテルやノボテルアンバサダー、海雲台グランドホテルなどリゾートホテルが立ち並びます。

毎年7月1日から8月末まで海水浴場が設置され、夏休み期間中にはパラソルを立てる隙間もないほどの賑わいだとか。釜山は8月の一部期間を除き、夏も比較的過ごしやすく、また冬も割に暖かいので、ビーチでのお散歩も年を通じてなかなか快適です。童心に返って一心に砂遊びをする人たちもいましたよ。
※2024年4月時点、海雲台「タルマジキル」を経由し「五六島(オリュット)スカイウォーク」「甘川文化村」「松島スカイウォーク」などを散策します。
ランチタイム
お昼は再び市内中心部へ。龍頭山公園のすぐ近くにある牛田(※閉店)で頂きます。こちらは地元で評判の焼肉店ですが、昼はビビンバ冷麺などお昼にぴったりの軽めのお食事ができます。

この日のメニュー、ビビンバだけでは物足りず、サイドメニューのチヂミを追加注文。やはり港町釜山ならでは、イカの量が半端じゃありませんでしたよ。

※2024年4月時点のランチ内容とは異なります。
海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)
魚市場、絶景、ビーチと釜山の海を様々な角度から見てきましたが、続いては珍しい海のお寺、海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)です。入口から続く108段の階段を下りると108の煩悩を忘れると言われています。

松林の間を抜けるようにその階段を下りきると、岩場にはりつくようにして波打ち際に建てられた龍宮寺の姿が広がります。一番高台にある高さ10メートルの海水観音大仏は、なんとひとつの石から作られた仏像なのだとか。

お寺に参拝する人々と海に漕ぎ出す人々の安全を見守っているようです。それにしても、また108段上るのか、さっき食べたばかりだけど、お腹すいたな…。煩悩去って、また新たな煩悩が生じたのでした。
梵魚寺(ポモサ)
海のお寺の次は山寺です。海東龍宮寺からは車で40分ほど。海も山も同時に堪能できるのは、やはり釜山ならでは。「梵魚寺(ポモサ)」は韓国禅宗の総本山であり、約1300年前の新羅時代に建立されたと伝えられています。

こぢんまりとした境内には4つの石を台座にした一柱門、新羅時代の様式を残す三層石塔、釈迦如来が奉安されている大雄殿など、重要文化財がずらり。森閑とした境内で心静まるひと時を過ごし、今日一日のツアーの無事を感謝しつつ、梵魚寺を後にしたのでした。
海も山も丸ごと堪能
以上で、釜山1日観光ツアーの終了です。遠くても30分~40分の移動で、海に山にと効率よく堪能できるこのツアー、見応え十分でした。

特にガイドさんの丁寧な説明を聞きながら観光すると、何てことのない目の前の風景が、人々の歴史と暮らしによって作られてきたんだなあと、実感することがしばしば。皆さまも是非、釜山の魅力を味わってみてください。
※コースの順序は、変更される場合もあります。
※記事の内容は2008年取材時のものです。現在のコース内容とは異なります。
掲載日
08.07.09
最終更新日
24.04.18
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・記事内容を更新しました(20240418)

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