韓国でのWi-Fi利用方法!おすすめのレンタル商品も紹介

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Wi-Fi(ワイファイ)って何?
Wi-Fiとは、無線でインターネットに接続する通信技術のひとつ。Wi-Fiルーターと呼ばれる無線LAN親機から電波が飛び、その電波を複数のデバイスが受け取ることでインターネットに接続ができます。
日本語では「ワイファイ」、韓国語では「ワイパイ」と発音します。

携帯電話回線を利用しないためパケット通信料の節約になるほか、通信速度も速いため、自宅や職場などで広く使用されています。

こちらの記事では、韓国でのWi-Fiルーターの使い方からルーターのメリット・デメリット、そして通信会社ごとのレンタル商品比較まで、徹底解説していきます!
※クリックで移動
韓国旅行にWi-Fiレンタルは必要?
カフェの無料Wi-Fiは大抵パスワードが設定されている
カフェの無料Wi-Fiは大抵パスワードが設定されている
IT大国韓国ではWi-Fiスポットが日本より豊富で、より快適なインターネット環境を持っていますが、それでもWi-Fiレンタルは必要です!

韓国のホテルや公共施設、カフェなどでは、利用客も施設のWi-Fiに無料で接続出来ることが多いですが、屋外にはフリーのWi-Fiスポットが殆どありません。

まれに道端でWi-Fiが繋がることがありますが、韓国の通信会社(KT、LG、SK)の利用者でないと接続できない場合が多く、運よく接続できてもセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。
日本のスマートフォン(以下スマホ)をそのまま使おうとしたのでは、かなり限定的で思うようにインターネットを利用できないため、旅行中はWi-Fiをレンタルするほうがはるかに便利だと言って良いでしょう。
韓国でWi-Fiを使うには?
Wi-Fiレンタルが必要というけれど、具体的にWi-Fiレンタルにはどのような方法があるのでしょうか?
ここでは、韓国旅行中におすすめのWi-Fi利用法を2つ紹介します。
Wi-Fiルーターをレンタル
旅行中Wi-Fiを使うための代表的な方法は、ポケット型のWi-Fiルーターをレンタルすることです。

コネストで予めWi-Fiルーターレンタルを予約すれば、韓国の空港に到着後、各通信会社のローミングセンターでポケット型Wi-Fiルーターを受け取ってすぐインターネットを利用できます。

その名の通りポケットに入れられるほどコンパクトなため持ち歩きに便利で、Wi-Fiスポットを探す必要もなく、済州島(チェジュド)を含む韓国全域でインターネットに接続できます。
空港にある通信会社のローミングセンター
空港にある通信会社のローミングセンター
ポケット型Wi-fiルーター
ポケット型Wi-fiルーター
Wi-Fiプリペイドカードを購入
コンビニで売っているolleh WiFiプリペイドカード

※写真は4日分
コンビニで売っているolleh WiFiプリペイドカード
※写真は4日分
韓国の通信会社KTが提供するolleh WiFiスポットでWi-Fiを利用できるプリペイドカードがあります。韓国全国のコンビニGS25セブンイレブンCUなど)で購入が可能で、1時間(1,100ウォン) 、1日(3,300ウォン) 、4日(9,900ウォン) の3種類があります。

トランジットで数時間だけ韓国を旅行するためWi-Fiルーターまでは必要ない、という人には時間単位で購入できるプリペイドカードの利用もおすすめです。プリペイドカード形式なので、返却の必要もありません。
Wi-Fiプリペイドカードを購入したら、レシートに12ケタのPINコードが発行されます。KT Wi-Fiを選択すると自動的にKT Wi-Fiのサイトが表示されるので、メニューから「Register Wi-Fi prepaid card(プリペイドカードの登録)」を選択し、PINコードを入力、登録してください。

Wi-Fiプリペイドカード設定方法(KTホームページ)
Wi-Fiルーターの3つのメリット
韓国旅行中にインターネットに接続する方法は、Wi-Fiルーターの他にも小型のICカードであるSIMカードや、日本の通信会社の海外パケットプランを利用するなど、さまざま。

そのなかで、Wi-Fiルーターをレンタルするメリットを3つ紹介していきます。
グループ旅行も1台レンタルでOK
Wi-Fiルーター1台で複数のデバイスに繋げることが出来るため、グループ旅行の際にはWi-Fiルーターが便利です。
複数人が同時に使うとそれだけ多くの容量を消費することになるので、Wi-Fiルーターは「無制限」のものを選ぶのがおすすめです。

また、1人使用時よりも電池の消耗が早まるため、充電器も必ず持ち歩くようにしましょう。

ただしWi-Fiルーターの電波が届く距離には限界があります。グループ旅行中に別行動をするのであれば、Wi-Fiルーターを複数台レンタルするのが良いでしょう。

なお接続可能台数の上限は通信会社ごとに異なります。
スマホ以外の電子機器にも繋げられる
ポケットWi-Fiルーターは、スマホだけでなくノートパソコンやタブレットなどの電子機器にも同時に繋げることが出来ます。

スマホと同様パソコンのネットワーク接続でポケットWi-FiのIDを選択し、指定されたパスワードを入力すれば接続完了。旅行中、ビジネスなどで急にパソコンを使用することになっても安心です。

ただしパソコンはスマホよりもデータ量を多く消費するため、1日の容量をすぐに消費し速度制限がかかってしまうという難点も。

カフェやホテルなどでパソコンを使用する場合は、手持ちのWi-Fiルーターではなく、施設に設置されたWi-Fiの利用をおすすめします。
スマホ初心者でも接続がカンタン
SIMカードに対しては、スマホのSIMロックを解除後、SIMカードを交換して、データ通信が出来るように設定する…など利用手続きがやや難しいと感じる人も少なくありません。

その点Wi-Fiルーターは、スマホを機内モードにしたのち、Wi-FiリストからルーターのIDをタッチしてパスワードを入力するだけでインターネットに接続完了。スマホ初心者でもカンタンに操作できます。

またSIMカードに比べ「デバイスが合わず使えなかった」というトラブルも少ないため、安心して使えるでしょう。
Wi-Fiルーターの3つのデメリット
音声通話やSMSが利用出来ない
Wi-Fiルーターではデータ通信のみ可能で、音声通話やSMS(ショートメッセージサービス)は使用できません。

LINEなどのメッセンジャーアプリで連絡を取り合うのであれば、Wi-Fiルーターでも問題ありませんが、レストラン予約時や緊急時の連絡先として電話番号があるほうが便利な場合は、音声通話が可能なSIMカードを購入すると良いでしょう。
かさばるし、こまめに充電が必要
グループ旅行に便利なWi-Fiルーターですが、端末の電池を1日持たずして消耗してしまう場合がほとんど。
そのためルーターと共に補助バッテリーや充電器を持ち歩く必要があります。

ルーター1つでも荷物になるのに、補助バッテリーまで持ち歩くとより重たく、かさばることも。
身軽に旅行がしたいという人は煩わしさを感じるかもしれません。
紛失・未返却時は高額請求のおそれも
万が一、ルーター本体や補助バッテリーを紛失・破損した場合はペナルティーが発生します。
また韓国の空港で返却しなくてはならないルーターセットを、うっかり返却し忘れ日本へ持って帰ってきてしまった場合は、国際郵便などを通じてローミングセンターへ返却しなければならず、遅延金や送料など、余分な費用が発生します。

さらにモバイルバッテリーは、日本から韓国へ郵便で送ることが出来ません。そのために返却が出来ない時は「紛失」として扱われ、ペナルティー料金をさらに支払わねばならなくなるおそれもあります。

通信会社によっては補償制度に加入することで、紛失時等の機器弁済金の免除をある程度受けられるため、不安な際は加入しておきましょう。
Wi-Fiルーター利用の流れ
Wi-Fiルーターレンタルを予約
韓国旅行日が決まったら、Wi-Fiルーターレンタルを予約しましょう。
コネストではおトクな価格で予約できるだけでなく、さまざまなキャンペーンも利用できます。

日本の空港で受け取り・返却可能な商品も揃っているため、この後に紹介する通信会社別条件比較を参考に、自身の旅プランに合った商品を予約すると良いでしょう。
空港で受け取り後の設定方法
韓国の空港で受け取る前に、お手持ちのスマホの機内モードとWi-Fi設定をONにしておきましょう。
Wi-Fiルーターの使用手続きは以下の通り。空港で受け取り後すぐに設定し、使用できます。
1.スマホの機内モードとWi-Fi設定をON
1.スマホの機内モードとWi-Fi設定をON
2.ルーター端末の電源をオン
2.ルーター端末の電源をオン
3.スマホのWi-Fiネットワーク設定を開く
3.スマホのWi-Fiネットワーク設定を開く
4.Wi-FiルーターのSSIDを選択
4.Wi-FiルーターのSSIDを選択
5.指定されたパスワードを入力
5.指定されたパスワードを入力
6.接続成功!Wi-Fi利用開始
6.接続成功!Wi-Fi利用開始
帰りは空港で必ず返却
旅行最終日、レンタル時のルーターセットが一式きちんと揃っているか確認しましょう。1つでも紛失してしまっていたら、ペナルティーを払わねばなりません。

セットを確認したら、韓国や日本の空港にあるローミングセンターで忘れずに返却しましょう。
コネストでWi-Fiルーターレンタルを予約
通信会社別Wi-Fiルーター比較
Wi-Fiルーター、たくさんあるけれどどこから借りればいいの?

そんな疑問に応えるべく、コネストで予約を受け付けている4社のWi-Fiルーターを料金やサービスごとに比較してみました。自分の旅行プランに合ったWi-Fiルーターを選んでより快適な旅にしましょう!
料金とデータ容量
会社 1日あたりの
価格
速度とデータ容量
KT 8,000ウォン
3,300ウォン
LTE/4G
無制限
LG 8,000ウォン
3,300ウォン
LTE/4G
無制限
SK 8,000ウォン
3,300ウォン
LTE/4G
無制限
SK(長期) 200円
※30日以上からの取り扱い
LTE/4G
無制限
グローバル
WiFi
870円
300円
LTE/4G
300MB~無制限
グローバル
WiFi(長期)
200円
※30日以上からの取り扱い
LTE/4G
10G~無制限
空港カウンター・支払方法
※SK、KT、LG商品は受取時に予約者本人のクレジットカード提示が必要
会社 空港カウンター 支払方法
KT 仁川、金浦、釜山 クレジットカード、
チェックカード(韓国で発行)、現金
後払い(ウォン)
LG 仁川、金浦、釜山 クレジットカード、
チェックカード(韓国で発行)、現金
後払い(ウォン)
SK 仁川、金浦、釜山、済州島、 大邱 クレジットカード、
チェックカード(韓国で発行)、現金
後払い(ウォン)
SK(長期) 仁川、金浦、釜山、済州島、大邱 クレジットカード、コンビニ、銀行
先払い(円)
グローバル
WiFi
日本各地(成田、羽田、中部、関西など)、韓国(仁川、金浦、釜山) クレジットカード、LINE Pay、コンビニ、銀行、郵便局
先払い(円)
グローバル
WiFi(長期)
日本各地(成田、羽田、中部、関西など) クレジットカード、コンビニ、銀行
先払い(円)
最大通信時間・接続可能台数の上限
※接続可能台数はスマホ基準
※最大通信時間は充電完了時基準(機種によって差あり)
※複数台でWi-Fiに同時接続した場合、通常よりバッテリー消耗が激しくなります。
会社 最大通信時間
※機種毎に異なる
接続可能台数
※機種毎に異なる
KT 15~30時間
(機種毎に異なる)
5台まで
LG 約12時間 3台まで
SK 約12時間 5台まで
SK(長期) 約12時間 3台
グローバル
WiFi
12~15時間 5台まで
グローバル
WiFi(長期)
9~13時間 5台まで
※機種の多くは最大通信時間よりも早めに電池を消耗します。充電が完了していても、外出の際は必ず補助バッテリーや充電器を持ち歩きましょう。
紛失時の補償有無・日本語サービス
※営業は全社年中無休
会社 補償 日本語サービス
KT 受取時、任意でカウンターにて申請 無し(英語のみ可)
平日9:00~18:00
LG なし。紛失・故障時は実費で規定料金 ラインでのみ対応
6:00~22:00
SK なし。紛失・故障時は実費で規定料金 平日9:00~18:00
SK(長期) なし。紛失・故障時は実費で規定料金 平日9:00~18:00
グローバル
WiFi
申込時に任意で選択
(安心補償パック)
24時間対応
グローバル
WiFi(長期)
「安心補償フル込み」コースを申請 平日10 :00~18:00

延長申請方法とその方法
※LG、SK、グローバルWi-Fiは利用期間中に延長申請
※KT商品は5日までの延長であれば別途申請不要
会社 延長申請方法 必要事項
KT 5日以上延長の場合のみ
コネスト予約センターへ連絡
・コネスト予約番号(JTから始まる)
・予約者名
LG 5日以上延長の場合のみ
LG U+ カスタマーセンターへ連絡
ルーター番号(8ケタ)
SK コネスト予約センターへ連絡 ルーター番号(11ケタ)
SK(長期) コネスト予約センターへ連絡 ルーター番号(11ケタ)
グローバル
WiFi
マイページから申請 注文番号(あるいはルーター番号)
グローバル
WiFi(長期)
ツアーページから再度予約
(30日から可)
・コネスト予約番号(JTから始まる)
・予約者名
あなたの旅プランに合ったタイプはこれ!
●17日以上の長期滞在予定
→KT、SK(長期)、グローバルWiFi(長期)がおすすめ
※長期レンタルプランあり

●紛失したときのために補償制度があるものを選びたい
→KT、グローバルWiFi(長期含む)がおすすめ
※補償サービスあり

●済州島での旅行を計画
→SKがおすすめ
※済州島にローミングセンターあり

●日本で受け取り・返却がしたい
→グローバルWiFi(長期含む)がおすすめ
※日本の各空港や宅配で受け取り・返却が可能

●旅行中のトラブル時に日本語サポートを受けたい
→LG、グローバルWiFi(長期含む)がおすすめ
※日本語対応可能なLINE連絡先あり

●未成年で旅行する(保護者不在)
→グローバルWiFi(長期含む)がおすすめ
※受け取り時クレジットカードの提示不要
Wi-Fiレンタルに関するよくある質問
未成年なので、受取の際に提示が必要なクレジットカードを持っていません。
KTLGSK商品はWi-Fiルーター受け取りの際に予約者のパスポート名と同じ名義のクレジットカードの提示が必要です。そのため、同行者以外のカードは利用できず、結果としてレンタルも出来ません
ただしグローバルWi-Fiの商品は、クレジットカードを提示する必要が無いため未成年でもレンタルが可能です
ルーター機種の事前指定はできますか?
ルーター機種の事前指定は出来ません
受け取りと返却を別の空港/カウンターでしても良いですか?
受け取り・返却場所が異なっても問題ありません。事前連絡も不要です。

ただしグローバルWi-Fiは、日本国内での受取の場合は日本国内で、韓国国内での受取の場合は韓国国内での返却のみ可能です。
返却するのを忘れて持って帰ってきてしまいました。
Wi-Fiルーターをはじめ補助バッテリーや充電器など、一切の返却が完了するまでは、ペナルティや遅延金などの追加費用が発生します。

コネストでWi-Fiルーターを予約した場合は、予約番号を記載の上、まずコネスト予約センターへご連絡ください。
※コネストで予約していないWi-Fiルーター商品に関しては、コネスト予約センターでは対応出来ません。
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掲載日
20.03.16
最終更新日
22.09.01

※掲載内容は、予告無く変更されている場合があります。掲載内容を保証するものではありませんのでご了承下さい。

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