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韓国の名門大学キャンパスツアー体験

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(写真左から)留学生レポーター・あや、学生ガイド

韓国ドラマや映画のロケ地としても頻繁に登場する韓国の大学キャンパス。

現在、延世(ヨンセ)大学の語学堂に通うコネスト留学生レポーターのあやが、学生ガイドの案内でキャンパスを巡る「韓国の名門大学キャンパスツアー」の延世大学コースに参加してきました！

※ツアーは2017年７月に終了いたしました。

ツアーのおおまかなスケジュール(所要時間：約180分)

１．学生ガイドと参加者の自己紹介
２．キャンパスツアー
３．昼食または夕食
４．学生ガイドと交流の時間
５．修了式

※１グループ参加者最大５名に学生ガイドが１名の少人数制で行われるため、参加者が６名以上の場合、ツアー開始前にグループ編成あり
※順序が前後することもあり

いざ、延世大学キャンパスツアーへ！

正門から校内に伸びるメインストリート・白楊路

正門前で学生ガイドと写真をパチリっ

学生たちが行き交う白楊路(ペギャンロ)

学生ガイドの説明に、ふむふむ

正門から校内へ伸びる白楊路はもともと車も通れる土の道だったのが、2015年までに工事され、歩きやすくなったそうです。

新しく生まれ変わってからは自転車やオートバイが通行禁止になり、学生たちが安心して歩くことのできる舗装された道になっています。

ちなみに白楊路とは、工事される前まで道にそって白楊木(ドロノキ)が並んでいたことから付けられた名前がそのまま残っているのだとか。

展示品の多さにビックリ！な博物館

100周年記念館

博物館

歴史から美術、民俗、自然まで多彩なジャンルの展示品もびっくり！

大学創立100周年を記念して建てられた「100周年記念館」。中には韓国最高の音響施設を備えたコンサートホールがあり、コンサートやファンミーティングなど韓流イベントが行なわれることもあるのだとか。

今回私が見学したのは、博物館。学校の歴史にまつわる人物の紹介や書籍の他、美術品などが展示されていました。学校の中の施設であることを忘れるほど、静かで落ち着いた空間でした。

「延世大学校 100周年記念館」の詳細を見る >>

セブランス病院の前身・広恵院

広恵院

大きな木の門を入ったところにあり、どこか「別格」な雰囲気(笑)

「広恵院(クァンヘウォン)」は、1885年にできた韓国初の近代病院かつ王立病院。朝鮮王朝(1392～1910)第26代王・高宗(コジョン)から寵愛され大きく発展、韓国屈指の医療機関「セブランス病院」の基になったそう。

1987年に復元され、現在は「延世史料館」として入学通知書や大学・大学院のバッジなどさまざまな資料が展示されています。

広恵院の位置情報を見る >>

学園祭やコンサートで盛り上がる！野外劇場

野外劇場

階段に刻まれた学生の名前

韓国の「早慶」とも呼ばれる、延世大学と高麗(コリョ)大学の対抗戦での応援団の練習や、コンサートなども行なわれる開けた施設。

席となっている階段には、野外劇場を作るために寄付した当時の学生の名前と学生番号が刻まれていました。

「延高戦(ヨンゴジョン) 2014レポート」を見る >>

創立者を記念したアンダーウッド館

遠くに見えるのは、アンダーウッド像！

アンダーウッド館とアンダーウッド像

「アンダーウッド館」は、延世大学の基となった延禧(ヨンヒ)専門学校の創立者・アンダーウッドを記念し、1920年に建立。史跡第276号にも指定されている歴史ある建物で、延世大学の象徴。大学の本部として、昔の建物を修復しながら使っているそうです。

韓ドラ登場率多数！延世の象徴・延禧館

延禧専門学校から発展した延禧大学の校舎で、かの有名な韓国映画「クラシック」や「猟奇的な彼女」、韓国ドラマ「応答せよ1994」など数々の撮影にも使われたそう。

こちらも延世大学の象徴です。延世大学といえば「アンダーウッド館」と「延禧館」を思い浮かべる人が多いのだとか。

ロゴ入りグッズの宝庫！？記念品ショップ＆書店

記念品ショップ

せっかく留学中だから、自分用に購入してみたいロゴ入りグッズ♡

書店

教科書や書籍がずらり

延世大学のロゴが入ったジャンパーやＴシャツ、筆箱、鉛筆、タオルなど延世大学でしか買えない記念品がたくさん！隣にある書店では、教科書はもちろん、各学科の学生に必要な書籍が数多く揃えられていました。

メニュー豊富な学生食堂にて食事

広々とした学生食堂

いただきます～！

学生食堂ではキムパッ(韓国海苔巻き)やトッポッキなどの軽食や、日本食、中華料理などの定食もあり、どれにしようかとても悩みみました。毎日通っても飽きないなと思います(笑)。

私は日替わり定食の豚肉と野菜のビビンパをチョイス。コチュジャンで味付けされた豚肉と野菜、目玉焼きが入った器に自分でご飯を入れてよく混ぜてパクっ。

味噌汁と春巻きもセットになっていて、お腹いっぱいになりました。少し辛いですが、美味しかったです！

学生ガイドとの交流タイム☆

学生ガイドとの交流タイムですが、参加されるお客さんに合わせて少しづつ内容を変えているのだそう。

韓国の歴史について詳しく知りたいという人には歴史について、K-POPアイドルが好きな人とは韓国のアイドルについて、日韓関係について率直な意見を聞かしてほしいという人向けなど、いろんな分野の話題を持っていました。

ちなみに私とは、お互いの言語を学んでいることもあり、なぜ韓国語・日本語を勉強しようと思ったのか、外国語を勉強する上で楽しいこと・難しいこと、好きなK-POPアイドルについて、日韓の食文化についてなど、たくさんお話しました。

私が延世大学の語学堂に通っているということで、５分間韓国語でお話。まだまだつたない私の韓国語を褒めてもらいました(笑)。

丁寧な言葉遣いで日本語を話す学生ガイドさんを見習い、私も自然に会話できるように勉強しなければと思いました。

「学生生活で使う韓国語」を見る >>

ツアーもクライマックス！ついに修了証授与

学生ガイドから授与

修了証

ツアーの最後には、自分の名前と日付入りの修了証がもらえます。記念になってとても素敵ですよね。

ツアーの案内役・学生ガイドってどんな人？

学生ガイドチェ・スビンさん

・学年・専攻：韓国語文学科３年

・喋ることのできる言語：韓国語、日本語、英語

・ガイドをしようと思ったきっかけ：延世大学には日本語専攻がなく、勉強しても使う機会がほとんどないが、もっと日本語を使いたいと思ったため

・ガイド回数：10回

・ガイドをして良かった点：ガイドを通して日本語の敬語の難しさを改めて感じ、さらに勉強するきっかけになったこと。様々な目的で来られるお客さんに対応できるよう、いろんな分野の話題を知るきっかけになること。

コネスト留学生レポーターをご紹介！

あや延世大学・語学堂

私が普段通う語学堂は主要な建物から少し離れたところにあるので、校内をゆっくり見て回ったのは初めてでした。大学内は本当に広くて、散歩に適した小さな森のような公園も。

学生ガイドの方が、学校の創設者や歴史などについて日本語で丁寧に説明してくれるのを聞きながら、外国語を理解するだけでなく、自分の持っている知識を分かりやすく話すというのは本当に難しいことだなと感じました。

私もめげずに頑張らなければと思いました。普段できないような体験や話を聞けて、とても充実した日になりました！

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