韓国の交通

麗水エキスポ駅

ヨスエッスポヨッ / 여수엑스포역

韓国南西部、全羅南道(チョルラナムド)の南海岸に面する観光都市・麗水(ヨス)市の市内中心部に位置する鉄道駅です。2012年に麗水で開催された「EXPO(国際博覧会)」にあわせ、麗水まで行く韓国高速鉄道KTXが開業し、駅名も「麗水駅」から「麗水エキスポ駅」へと変更されました。韓国最南端に位置する鉄道駅としても知られます。

全羅線の終着駅

「麗水エキスポ駅」からは、首都ソウルを往復するKTXをはじめ、周辺都市を結ぶセマウル号やムグンファ号、観光列車などが運行し、全ての列車が停車します。

ソウルから「麗水エキスポ駅」へ行くKTXの路線名は「全羅(チョルラ)線」です。「益山(イッサン)駅」で「全州(チョンジュ)駅」方面へと分岐し、「南原(ナモン)駅」、「順天(スンチョン)駅」などを経て「麗水エキスポ駅」へと到着。線路はここで行き止まりになり、駅構内は終着駅構造になっています。

ソウルからの所要時間は約３時間。また、KTXで順天駅まで約20分、南原駅まで約50分、全州駅まで約70分と近く、同じ全羅線内の都市を順に訪問しながら全羅道旅行を楽しむ観光客も少なくありません。

徒歩観光

駅の東側にある「スカイタワー展望台」

駅前には「麗水万博」のメイン会場があり、博覧会終了後は「麗水エキスポ海洋公園」として、市民憩いの広場になっています。海洋公園を経て、人気の水族館「アクアプラネット麗水」まで約500メートル。

同じく人気の観光名所「梧桐島(オドンド)」や「麗水海上ケーブルカー」の入口まで約1.5㎞と駅周辺に麗水を代表する観光名所が集まっているので、健脚の方は徒歩での観光もできます。

市内バス・タクシー

バス停

駅前には観光案内所があって情報収集に利用できます。そして、バス停、タクシー乗り場もあるので、宿泊先や他の観光スポットへの移動も便利。

繁華街や市場がある「李舜臣(イ・スンシン)広場」一帯までは、111番バスで約15分。大通りの横断歩道を渡った所にあるバス停から６番、７番バスでも訪問できます。また、南部の海岸沿いにある寺院「向日庵(ヒャンイラム)」までは111番バスで約90分です。