国立現代美術館果川館

クンニッヒョンデミスルグァンクァチョングァン / 국립현대미술관 과천관 *登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

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ソウル大公園

5.0

3件

京畿道のソウル大公園にある自然に囲まれた美術館韓国と世界の近・現代美術を楽しめる「国立現代美術館果川(クァチョン)館」。1969年に景福宮(キョンボックン)で開館した美術館は、1973年には徳寿宮(トクスグン)に移転。その後、1986年に現在の地に再誕生しました。果川館は、京畿道(キョンギド)「ソウル大公園」の敷地内に位置。周囲には自然が多く、散歩がてら訪ねるのにもぴったり。西側２階・東側３階と建物の左右で階数の異なる構造をしており、ともに１階は企画展示、２・３階は常設展示のフロアとなっています。展示室はテーマに沿って全部で９つ設けられています。

自然に囲まれた芸術空間

国立現代美術館果川館

韓国の近・現代美術作品と、世界の美術作品を同時に楽しむことができる「国立現代美術館果川(クァチョン)館」。

「国立現代美術館果川館」は、ソウル市南部に隣接する京畿道(キョンギド)の果川市にあり、1986年から現在の場所でオープンしています。

動物園や植物園のある広大な公園「ソウル大公園」の敷地内に位置し、シム・ウナ、イ・ソンジェ主演の名作映画「美術館の隣の動物園」(1998)のロケ地としても有名です。

美術館へ向かう道

最寄駅の地下鉄４号線大公園(テコンウォン)駅から美術館までは徒歩約20分と少し離れていますが、その道のりには木々が生い茂っており、散歩がてら訪ねるにもぴったり。

また、大公園駅からは専用シャトルバスも出ており、バスに乗れば約10分で到着と便利です。

ソウル動物園(ソウル大公園) ソウルランド

館内施設紹介

周囲を豊かな緑に囲まれている果川館。敷地面積は約66,000平方メートルと大規模で、展示スペースも広々と確保されているため、１階から３階まで、のんびり自分のペースで鑑賞することが可能です。

１階：ランプコア(円形ホール)

高さ18.5m、直径7.5mの「多多益善」

美術館を入ってすぐあるインフォメーションを過ぎると、「ランプコア」という円形のホールが現れます。

ここにはビデオアートの先駆者と名高い、韓国人アーティスト白南準(ペク・ナムジュン)の代表作品「多多益善(タダイッソン)」がそびえ立っています。「多多益善」とは、「多ければ多いほうが良い」という意味を持つ四字熟語で、「より多くの人に見て欲しい」という意味でつけられました。

また、作品には1,003台のテレビが使用されていますが、この1,003という数字は韓国の建国記念日・開天節(ケチョンジョル)の日にち(毎年10月３日)にちなんだもの。韓国の発展を願う気持ちが込められています。

ランプコアでは、「多多益善」を中心に螺旋状に通路が伸びています。通路に沿って上っていくと、「多多益善」を全ての角度から鑑賞しながら、上の階に向かうことができます。

１階：第１展示室、第２展示室、第１円形展示室(企画展示室)

１階は２～３ヶ月ごとに作品が変わる企画展示のフロア。多様なテーマで、彫刻や工芸作品が展示されています。西側にある第１円形展示室は、「メディア」がテーマ。

第１展示室

第１円形展示室

１階：子ども美術館

１階ロビーを右側に進むと、「子ども美術館」があります。こちらでは、見るだけでなく実際に芸術を肌で感じ、体験できるコーナーが充実。

プログラムは定期的に内容が変わり、公式ホームページ(韓国語のみ)で確認することができます。

※上記写真２点は「国立現代美術館果川館」の提供によります。(写真著作権キム・ヨングァン)
※상기사진2장은 국립현대미술관 과천관으로 제공받았습니다.(사진저작권 김용관)

２階：第３展示室、第４展示室、第２円形展示室(常設展示室)

第２円形展示室

２階東側フロアは吹き抜けとなっており、第３展示室と第４展示室が向かいあうように位置。ともに「デザイン」をテーマとしており、家具や工具など身近なものを素材とした作品や、絵画や映像を通してまったく別のものを表現することに挑戦した作品などが展示されています。

同じく２階にある第２円形展示室は、「工芸」がテーマ。ブレスレット・指輪など約200点以上の装身具を展示しています。展示室がドーナツ形になっているので、一周しながら鑑賞します。

第４展示室

３階：第５・第６展示室(常設展示室)

第５展示室

「建築」をテーマとした第５展示室には、数多くの設計図やジオラマがディスプレイされています。また、第５展示室の向かいに位置する第６展示室は「写真」がテーマ。日常に起こる出来事の本質を主題とした作品が数多く展示されています。

第６展示室

その他施設

インフォメーション

果川館は、美術鑑賞を楽しむ際に便利な付帯施設も充実。

１階には、歩きつかれたときに一休みできるテラス席付きのカフェや、文具をはじめとした来館記念グッズを購入できるアートショップがあります。

また、観覧時に邪魔にならないよう、手荷物を預けることができる荷物保管所やコインロッカーも。インフォメーションでは、ベビーカーや車椅子の無料貸与を行なっています(名前と電話番号を記入して利用)。

カフェ(１階)

アートショップ(１階)

コインロッカー(地下１階)

荷物保管所(１階)

授乳室(１階女子トイレ内)

国立現代美術館各館の役割と主な機能

美術館名	コンセプト	主な機能
ソウル館	同時代美術現代アートの受容	企画展示(現代アート、ニューメディアアート)、複合文化センター
徳寿宮館	韓国近代美術の再発見	企画展示(近代アート、所蔵品)、展示連係教育
果川館	韓国現代美術の定立	企画展示(現代アート、所蔵品)、美術研究センター

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基本データ

店名	国立現代美術館果川館
ジャンル	博物館・美術館・展示館・映画館
観覧時間の目安	1.0時間
電話番号	02-2188-6000
営業時間	10：00～18：00(最終受付17：00)
休業日	月曜 ※月曜が祝日の場合、営業し翌日休業、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日
日本語	不可
その他外国語	英語
支払方法	ウォン、カード(JCB,visa,master,amex) ※一部使用不可の場合あり
Eメール	なし
関連サイト	www.mmca.go.kr