聖公会江華聖堂

Name: 聖公会江華聖堂
Telephone: 032-934-6171
Price range: ￦￦￦￦￦
Rating: 5

ソンゴンフェカンファソンダン / 성공회강화성당 *登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

L o a d i n g ...

江華島

5.0

3件

仁川江華島にある最古の韓屋式聖公会聖堂仁川(インチョン)市の江華島(カンファド)にある江華聖堂(カンファソンダン)は大韓帝国時代に英国聖公会の布教拠点として建立された施設で、現在でも実際に使用されています。見掛けは伝統韓屋様式ですが内部は西方キリスト教の礼拝空間が確立されています。韓屋式聖堂としては最も古く、国家史跡424号にも指定されています。韓国キリスト教史のいち側面、そして韓国の宗教文化へ理解が深まる江華聖堂は観光起点のバスターミナルから1.7キロメートルで散策にもおススメ。江華島まではソウルからバスで約１時間半です。

特徴

西洋建築様式と韓国伝統技法の融合

仁川(インチョン)広域市に属する江華島(カンファド)にある韓屋(ハノッ)づくりの聖堂、聖公会江華聖堂江華聖(ソンゴンフェカンファソンダン)。大韓帝国時代の西暦1900年に英国聖公会の布教拠点として建立された施設で、韓屋式聖堂としては最も古い建築物です。

国家史跡424号に指定されている文化財ですが大韓聖公会(テハンソンゴンフェ)ソウル教区所属の聖堂として、現在も実際に使用されています。

外三門に描かれた陰陽図に
よく見ると十字架が

郡庁など公共機関が集まる江華島の中心部に位置する江華聖堂は、西方キリスト教諸教における土着化志向の産物として見掛けは伝統韓屋様式を採っています。江華山城内側の小高い丘の上にあり、遠くから一見しただけでは宮殿施設の一部かと見まがいます。

本堂屋根の上に設置された十字架、外三門や本堂屋根の垂木部分に描かれた十字架模様を見てはじめて、キリスト教の施設であることが分かります。

本堂は翼工(イッコン)式で
伝統建築技法を強調

屋根の垂木にも十字架が
描かれている

江華聖堂の内部

内部に入るとガラリと変わる印象

本堂は韓国の伝統技法を活かして西方キリスト教の礼拝空間を確立した正面４間、側面10間の２階建て木造建築で、木材は北朝鮮の白頭山(ペットゥサン)から運ばれたものが使われています。

２階部分は床がない吹き抜け構造でガラス窓から採光できるようになっていて、列柱により身廊と側廊に分けられた典型的なバシリカ様式です。現在では礼拝時、信者は椅子に座るようになりましたが、もとは床に直座りしていたそうです。実際に身廊の床に直座りしてみると聖域内がよく見えるようになっています。

身廊に直に座ると聖域内が
よく見える

韓国人初の司祭となった金熙俊(キム・ヒジュン)の叙品証書

聖人ペトロとパウロを象徴する天国の鍵と聖霊の剣が刺繍された旗、「萬有真原(神は天地万物の創造主であることの意)」と彫られた扁額、身廊と聖域を隔てる間仕切り上部に施されたキリストの彫刻像など、本堂内の細部に目を向けても見どころが多く好奇心を刺激します。

※内部観覧は電話予約(032-934-6171)が必要です(韓国語)

江華島にあるもうひとつの韓屋聖堂

江華聖堂は江華島北部に位置していますが、南部にも韓屋づくりの聖堂があります。1906年に建てられた「聖(ソン)アンドレ聖堂」とも呼ばれる、こちらも聖公会所属の温水里(オンスリ)聖堂(仁川有形文化財52号)です。

江華聖堂に比べ本堂規模は小さく内部がリニューアルされているものの、鐘塔を兼ねた正面３間、側面１間の門楼が目を引きます。また敷地内に併設されている1,000人収容可能な洋式聖堂とのコントラストが異国情緒をいっそう引き立てます。温水里聖堂は江華島の名刹、伝燈寺(チョンドゥンサ)の近くにあり、合わせて観光すると効率的です。

観光名所で使う韓国語

様子

韓国キリスト教史と韓国宗教文化のいち側面を感じて

大韓帝国時代に西洋建築様式と韓国の伝統建築技術が融合して建てられた韓屋式聖堂として最も古く、高い歴史的文化的価値を有する江華聖堂。韓国キリスト教史のいち側面としてはもちろん、プロテスタント・カトリックを合わせてキリスト教信者が人口全体の約30％を占める韓国の宗教文化へ理解も深まることでしょう。

江華島観光の起点であるバスターミナルから江華聖堂までは1.7キロメートルで、道すがらにある江華風物市場(プンムルシジャン)や江華島中心部の文化遺跡を巡りながらの散策にもおススメ。江華島まではソウルからバスで約１時間半です。

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基本データ

店名	聖公会江華聖堂
ジャンル	寺・史跡・名所
観覧時間の目安	0.5時間
電話番号	032-934-6171
営業時間	10：00～18：00 ※日曜10：00～15：00は内部観覧不可
休業日	なし
日本語	不可
その他外国語	不可
Eメール	なし
関連サイト	なし