宗廟大祭

チョンミョデジェ / 종묘대제 *登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

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仁寺洞・鐘路

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コネストからのお知らせ

・2023年度「宗廟大祭」は終了しました。

王室の祭礼儀式を再現した韓国最大規模の伝統行事「宗廟大祭(チョンミョデジェ)」は、朝鮮時代の歴代王の魂が眠る廟をまつる王室の祭礼儀式。年に１度、毎年５月第１日曜日に歴代王と皇后の霊が眠る都心にある「宗廟(チョンミョ)」で行なわれます。韓国最大級のスケールの伝統行事で、形式と伝統が脈々と受け継がれてきました。代々、王がとり行なったため、王子を始めとする多くの臣下が参加し、現在もその規模に変わりなく、祭礼楽を演奏する楽工や伝統舞踊を踊る人々など参列は数百人にのぼります。中でも歴史的・芸術的に価値が高い伝統音楽である礼楽は「ユネスコ無形文化遺産」にも認定されています。

無形文化遺産の歴史的祭礼を間近で体験

「宗廟大祭(チョンミョデジェ)」は、ユネスコ世界文化遺産にも指定されている霊廟「宗廟」で行なわれる朝鮮王朝王室の祭礼儀式です。朝鮮時代には年に５回行なわれていましたが、日本植民地時代に中断。解放後の1969年からは年１回、朝鮮王室の直系子孫によって毎年５月の第１日曜日に祭礼が行なわれています。

朝鮮時代から王の継承者によってその形式と伝統が脈々と受け継がれてきた祭礼儀式。「宗廟」とともに世界遺産に指定され、歴史的・芸術的にも価値が高い伝統音楽「宗廟祭礼楽(チョンミョチェレアッ)」までそのままに継承しています。

代々王が執り行なってきた「宗廟大祭」には王子を始めとする多くの臣下が参加していました。現在もその規模に変わりなく、祭礼楽を演奏する楽工や伝統舞踊を踊る人々など参列する人は数百人にのぼり、韓国最大のスケールを誇る伝統行事となっています。

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祭礼順序

「宗廟大祭」は、「祭礼の準備」、「神を迎える儀式」、「神をもてなす儀式」、「神を見送る儀式」の４つの儀式に分かれており、順序どおり儀式が行なわれます。

「宗廟」には太祖をはじめ、道徳に適った政治を行なったとされる19人の王とその王妃の位牌、計49位が安置されている正殿(チョンジョン)と、正殿から移安されたりした王と王妃の位牌が祀られた別廟・永寧殿(ヨンニョンジョン)の２つの廟があり、「宗廟大祭」では永寧殿→正殿の順に祭礼が行なわれます。

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１．祭礼の準備

・御駕行列(オガヘンヨル)：宗廟に向かう。
・就位(チュィウィ)：祭官が指定の位置につく。
・斎戒(チェゲ)：心身ともに清める。

「景福宮(キョンボックン)」から「宗廟」まで続く御駕行列。かごに乗り出発する王の周りを護衛隊(玄武隊)が守りながら進みます。宗廟に到着後、斎宮(ジェグン)に移動し祭礼の準備をします。

移動経路：景福宮→光化門(クァンファムン)→世宗路(セジョンノ)→光化門４通り→鍾路(チョンノ)１街→鍾路２街→鍾路３街ロータリー→宗廟入口→宗廟下馬碑(所)→宗廟正門→斎宮

２．神を迎える儀式

・進請行事(チンチョンヘンサ)：位碑を出し祭祀を始める。
・農裸禮(シングァンイェ)：神を迎える。

迎神禮(ヨンシンイェ)にあたる儀式で、位碑を取り出した後、祭祀が始まります。神榻(シンタッ、魂が座る場所)に位碑を置き、香をたくことで神を迎えます。

３．神をもてなす儀式

・進饌禮(チンチャンイェ)：祭床に供え物を置く。
・初献禮(チョホンイェ)：最初の杯をあげる。
・亜献禮(アホンイェ)：２番目の杯をあげる。
・終献禮(チョンホンイェ)：３番目の杯をあげる。

位碑が置かれた各神室に蒸した牛、羊、豚など供え物を置きます。その後、３度杯を献上しますが、１度目は甘酒を、２度目は濁酒、３度目は清酒を捧げます。

４．神を見送る儀式

・飲福禮(ウムボッイェ)：神の恵みを頂く。
・送神禮(ソンシンイェ)：神を見送る。
・徹邊豆(チョルビョンドゥ)：供え物を取り下げる。
・望燎禮(マンニョンイェ)：祝文と碑を焼く。

初献官(初献禮を捧げる官員)が祭礼で捧げられた供え物を食べることで恵みをいただきます。その後、供え物を下げ、位牌に向かって４度お辞儀をし、神を送ります。最後に祭礼で使用した祝文と碑を焼いて祭祀官たちは退場します。

音楽・歌・舞の総合芸術「宗廟祭礼楽」

祭礼時に奏でられる「宗廟祭礼楽」は、韓国の「重要無形文化財第１号」であり、2001年にはユネスコ無形文化遺産にも指定されました。

もとは中国の礼楽を用いていましたが、世宗(セジョン)大王によって朝鮮固有の音楽を基にした礼楽が作られ、世祖９年(1463年)に改編、世祖10年(1464年)から「宗廟祭礼楽」として使用されるようになりました。

唐笛や杖鼓(チャンゴ、韓国の打楽器)、奚琴(ヘグム、韓国の弦楽器)などで奏でられる祭礼楽には保太平(ポテピョン)と定大業(チョンデオッ)があります。歴代王の文徳を讃える保太平は神を迎え、もてなす時に、歴代王の武功を讃える定大業は亜献禮、終献禮の儀式とともに演奏します。

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※現時点で最新の日程を紹介しています。次回の日程が未定の場合は過去のスケジュールが表示される場合もあります。

基本データ

店名	宗廟大祭
ジャンル	イベント・行事
観覧時間の目安	2.0時間
電話番号	02-765-0195
営業時間	11：30～19：00
休業日	会期中は無休
日本語	不可
その他外国語	不可
Eメール	なし
関連サイト	jm.cha.go.kr

バリアフリー施設	車椅子用トイレ、車椅子レンタル、スロープ
その他備考	・毎年５月の第一日曜日に開催・宗廟は宗廟大祭の当日のみ入場無料