秋の恒例行事!一般上映作の予約は9月26日から! 今年で17回目を迎える「釜山国際映画祭(Busan International Film Festival)」が、いよいよ10月4日(木)に開幕します。毎年木曜から翌週金曜まで9日間の開催でしたが、今年は10月13日(土)までの10日間釜山(プサン)市の各映画館や会場で、映画上映やさまざまなイベントが行なわれます。会場は海雲台(ヘウンデ)エリアを中心に、BIFF広場のある南浦洞(ナムポドン)での開催も復活し、ますます期待が高まります。また、世界の場で活躍する映画監督や俳優、韓流スターなども釜山に一堂に会し映画祭に華を添えてくれるでしょう。
今年で17回目を迎える「釜山国際映画祭(Busan International Film Festival)」が、いよいよ10月4日(木)に開幕します。
毎年木曜から翌週金曜まで9日間の開催でしたが、今年は10月13日(土)までの10日間
釜山(プサン) 市の各映画館や会場で、映画上映やさまざまなイベントが行なわれます。
会場は
海雲台(ヘウンデ) エリアを中心に、
BIFF広場 のある
南浦洞(ナムポドン) での開催も復活し、ますます期待が高まります。
また、世界の場で活躍する映画監督や俳優、韓流スターなども釜山に一堂に会し映画祭に華を添えてくれるでしょう。一般上映作は9月26日(水)9:00から予約がスタートします。映画や韓流に興味のある方は、この期間に釜山に足を運んでみませんか?
釜山国際映画祭とは?
毎年10月に釜山で開催される「釜山国際映画祭」。韓国映画の発祥地である釜山を、文化芸術の都市に発展させようと1996年から始まり、今ではアジアを代表する国際映画祭に成長しました。
短編・長編問わず、世界の巨匠から新人監督の作品まで、多彩なジャンルの映画が上映されます。映画上映以外にも「アジアンフィルムマーケット」や世界の映画学術団体や映画評論家などが参加する「釜山映画フォーラム」も行なわれます。
今年は世界の巨匠「セルゲイ・パラジャーノフ」監督のポスターや芸術作品が見られる特別展示をはじめ、子どもやお年寄りも楽しめるキッズ・シルバー上映サービスにも力を入れています。
今年のみどころ
今年は世界75カ国から304本の映画が招待されます。世界で初めて公開されるワールドプレミアは93本、自国以外で初めて公開されるインターナショナルプレミアは39本となります。
映画祭は、世界の巨匠の新作や話題作などを上映する「ガラ・プレゼンテーション」、韓国映画にスポットを当てた「韓国映画の今日」など、11部門で構成されます。そのほか「韓国映画回顧展」「ポーランドインクローズアップ:ポーランドの巨匠たち」「アフガニスタン国立映像資料院特別展:廃墟で復活する」など、多彩なプログラムが企画されています。
Ya-Che YANG監督「彼女、彼氏」(台湾)
Habib FAISA監督「Born to Hate...
Destined to Love..」(インド)
キム・ビョンジュン監督
「Over and Over Again」(韓国)
注目作品は
第69回ベネチア国際映画祭で優秀作品賞の金獅子賞を獲得したキム・ギドク監督の「ピエタ」、俳優ユ・ジテがメガホンを握った長編デビュー作「マイラティマ」、
チャン・ドンゴン 、チャン・ツィーが共演した「危険な関係」など話題作が目白押し。
また、2012年の大ヒット作「
建築学概論 」、ハ・ジョンウ主演の「
犯罪との戦争:悪い奴ら全盛時代 」、宮部みゆきの小説を映画化し「火車」など、今年韓国で人気を集めた映画も紹介されます。
日本からは小泉今日子、蒼井優、小池栄子などが出演する「告白」の湊かなえによる5部作のミステリー連続ドラマ「贖罪」、人気コミックを実写化した「るろうに剣心」、寺島しのぶが主役を飾る若松孝二監督の「千年の遊楽」などの作品が登場。そのほか、普段なかなかお目にかかれない独立映画や作品性の高い世界の映画も楽しめます。
「ピエタ」(韓国)
「 建築学概論」(韓国)
「贖罪」(日本)
スターも続々参加
映画・ドラマで大活躍のチャン・ドンゴン
今年も参加予定のチャン・ドンゴンをはじめ、俳優ではなく審査委員として参加するチョン・ウソンなど、韓流スターの顔ぶれも期待できます。
また、「るろうに剣心」主演の佐藤健、「ライク・サムワン・イン・ラブ」の加瀬亮など日本の俳優陣もかけつけます。
開幕式はベテラン俳優のアン・ソンギと中国俳優タン・ウェイ、閉幕式は新人俳優イ・ジェフンと監督兼俳優のパン・ウンジンが司会を務めます。
※ゲストの参加はスケジュールにより変更になることもあります。
審査員で参加のチョン・ウソン
佐藤健も訪韓予定!
開/閉幕作品紹介
開幕作品:「寒戦」 2012年 香港、中国
監督:Longman LEUNG、Sunny LUK
香港警察の犯罪組織の密告者をつきとめていくポリスアクションムービー。
欲望と良心との間で揺れ動く葛藤など、心理描写に焦点を当てた犯罪捜査劇で、アンディ・ラウ、レオン・カーフェイ、 アーロン・クォックなどの香港のトップ俳優が揃う豪華キャストで話題を集めました。
閉幕作品:「Television」 2012年 バングラデシュ、ドイツ
監督:Mostofa Sarwar FAROOKI
宗教観と世代のギャップ、伝統と現代化、家族愛などをテーマにしたニューバングラデシュシネマの登場を知らせる風刺映画。
バングラデシュの小さな村を舞台に、現代文明の受け入れを拒む過激なイスラム主義者のアミンを中心にストーリーが展開されます。
会場紹介
センタムシティ にある
映画の殿堂 を中心に釜山の7つの劇場、計37館で映画祭が繰り広げられます。映画祭のメイン会場となる海雲台では、主な上映館があるセンタムシティと野外舞台挨拶やトークショーなどが開催される海雲台ビーチの「BIFFビレッジ」などと大きく2つのエリアに分かれています。
また、今年は昨年なくなった南浦洞の映画館が上映館として復活し、10月3日(水)の前夜祭ではBIFF広場で1950~1970年代までの韓国古典映画も紹介されます。
映画の殿堂(5館) (地図番号1)
位置:野外会場、ハヌルヨン劇場、シネマテク、小劇場、中劇場(いずれもシネママウンテン内)
アクセス:地下鉄2号線センタムシティ(Centum City)駅12番出口 徒歩10分
ロッテシネマセンタムシティ店(9館) (地図番号3)
位置:ロッテ百貨店センタムシティ8階
アクセス:地下鉄2号線センタムシティ(Centum City)駅改札すぐ
視聴者メディアセンター(公開ホール) (地図番号4)
アクセス:地下鉄2号線センタムシティ(Centum City)駅4番出口 徒歩5分
トンソ学院ソヒャンミュージカルセンター公演場 (地図番号5)
アクセス:地下鉄2号線センタムシティ(Centum City)駅4番出口 徒歩7分
MEGA BOX海雲台店(9館) (地図番号6)
位置:雲海台スポンジ6階
アクセス:地下鉄2号線海雲台(ヘウンデ、Haeundae)駅1番出口 徒歩1分
南浦洞エリア
MEGA BOX釜山劇場(3館) 位置
位置:雲海台スポンジ6階
アクセス:地下鉄2号線海雲台(ヘウンデ、Haeundae)駅1番出口 徒歩1分
無料シャトルバス
映画祭期間中、各エリアの映画館とイベント会場、ホテルを結ぶ無料シャトルバスを利用すると便利。今年もA路線、B路線の2つのコースが運行します。
A路線: 映画の殿堂→ロッテシネマセンタムシティ店&CGVセンタムシティ店→ハンファリゾートTIVOLI→
海雲台グランドホテル →BIFFビレッジ→MEGA BOX海雲台店→ロッテシネマセンタムシティ店&CGVセンタムシティ店→映画の殿堂(循環)
B路線: 映画の殿堂→ロッテシネマセンタムシティ店&CGVセンタムシティ店→MEGA BOX海雲台店→BIFFビレッジ→釜山海雲台グランドホテル→ハンファリゾートTIVOLI→ロッテシネマセンタムシティ店&CGVセンタムシティ店→映画の殿堂(循環)
運営時間: (芸術の殿堂基点) 9:00~11:30/12:30~20:00 (15分間隔)
情報案内施設
映画の殿堂1階に総合案内デスクを設置。映画上映・イベントスケジュールなどの案内、冊子などの資料の配布、交通案内、飲食店情報などを案内するサービスを行なっており、PCも設置しているのでインターネットの閲覧も可能です。
チケットについての情報は、臨時チケット販売所で確認してください。各上映館やイベント会場などにも案内デスクがあるので困ったことがあれば尋ねましょう。ただし、日本語可能なスタッフは一部で、韓国語対応が基本となります。
そのほか、各会場に記念品ショップもあり、映画祭グッズの販売も行なっています。
運営時間:8:30~21:00
困ったことがあればインフォメーションにGO!
上映スケジュールも確認できます
俳優登場のイベントスケジュールもボードで発表
映画祭冊子も参考に
チケットの予約方法
今年も外国人も24時間リアルタイムでインターネット予約が可能です。日本からでも簡単にチケットを予約することができます。なお、2012年8月から韓国で「住民登録番号収集制限および保有禁止」の法律が施行され、インターネットで予約し現地でチケットを発券する際に、住民登録番号、外国人登録番号、在外国民登録番号、パスポート番号ではなく予約番号が必要になったので気をつけましょう。
チケットの種類
開/閉幕式
各20,000ウォン
一般上映
6,000ウォン
3D上映
8,000ウォン
ミッドナイトパッション(3作品をひとつのセットにした深夜上映)
10,000ウォン
前売りチケット
1.開/閉幕作チケット予約
方法:インターネット(daum.net)予約のみ
・期間:9月24日(月)17:00~
2.一般上映作チケット予約
・方法:インターネット(daum.net)、窓口購入、当日購入、釜山銀行など
・期間:9月26日(水)9:00~
売り場区分
場所
運営期間
運営時間
インターネット、スマートフォン(m.daum.net )
-
9/26~10/12
24時間 (24日は17:00から)
釜山銀行
全国各支店
9:00~16:00
釜山銀行現金支払機/フォンバンキング
釜山銀行CD/ATM
24時間 (26日は9:00から)
臨時チケット販売所
映画の殿堂 野外劇場入口 (販売、キャンセル、払い戻し)
10/4~10/13
8:30~21:00
映画の殿堂 シネマウンテン6階 (発券のみ)
10/5~10/13
8:30~24:00 (5~7日、12日) 8:30~21:00 (8~11日) 9:00~15:00 (13日)
新世界百貨店センタムシティ1階野外 (販売、キャンセル、払い戻し)
10/5~10/12
8:30~21:00
CGVセンタムシティ (発券のみ)
ロッテシネマセンタムシティ (発券のみ)
MEGA BOX海雲台 (発券のみ)
MEGA BOX釜山劇場 (発券のみ、本劇場シルバー観客のみ購入可)
トンソ学院ソヒャンミュージカルセンター (発券のみ)
視聴者メディアセンター (発券のみ)
3.予約方法
【海外在住者】
●インターネット(daum.net)
氏名、Email、パスポート番号入力(簡易加入)→予約→支払い(クレジットカード)
【韓国在住者のみ】
●インターネット(daum.net)、スマートフォン(m.daum.net)
会員登録(一般加入)→ログイン→予約→支払い(クレジットカード、チェックカード、モバイルバンキング、BIFF予約券)
※外国人登録番号、在外国民登録番号が必要です。
※予約の際、実名認証済みの会員のみ可能です。
●釜山銀行窓口
【窓口】
・全支店で予約及び発券可
・支払方法:現金
【フォンバンキング】
・電話番号:1588-6200(釜山銀行コールセンター)
・発券所:臨時チケット販売所、釜山銀行全支店窓口
【現金支払機】
・場所:釜山銀行365日自動化コーナー
・発券所:臨時チケット販売所、釜山銀行全支店窓口
注意事項
・インターネット/スマートフォンで予約した場合、釜山銀行全支店、もしくは臨時チケット販売所で発券が可能です。その際、必ず予約番号が必要です。
・インターネットで予約した場合のみ座席の指定ができます。
・予約後、一部のみのキャンセルができません(例:2枚購入した場合、1枚のみのキャンセル不可)。
・未成年者(満19歳未満)名義の携帯電話での決済はできません。
・携帯電話決済は当月のみキャンセル可能であり、翌月からは現地にてのみキャンセル、払い戻しが可能です。
キャンセルまたは払戻しに伴う手数料
1) 映画祭開催前(10月3日まで): 手数料なし
・インターネット及びスマートフォンで予約し発券してない場合、インターネットでキャンセルが可能です。
・インターネット及びスマートフォンで予約し発券したチケットは、キャンセル及び払い戻しができません。
・釜山銀行で予約したチケットは、釜山銀行でのみキャンセルが可能です。
2)映画祭開催期間(10月4日から): 手数料1枚当り1,000ウォン
・インターネット及びスマートフォンで予約し発券していない場合、インターネットでキャンセルが可能です。
・インターネット及びスマートフォンで予約し発券したチケットは、臨時チケット販売所でのみキャンセルが可能です。
・釜山銀行で予約したチケットのキャンセルは、臨時チケット販売所でのみ可能です。
3) 映画祭の事情によるキャンセル、変更の場合
閉幕日まで臨時チケット販売所にて払い戻しが可能です。手数料なし。
4) 映画上映当日のチケットは、キャンセル及び払戻しができません。
~例外規定~
・入場は映画館の混雑状況により異なりますが15分前から可能で、上映後は15分までとなります。
・19歳以上観覧可能な作品は、チケットを持っていても未成年者の入場は禁止されています。
・6歳以下の子どもは同伴入場できません。
・紛失、破損したチケットは、再発行できません。
・映画の殿堂ハヌルヨン劇場、ソヒャンミュージカルセンター公演場などの一部上映館は食べ物の持ち込み禁止です。
BIFF予約券(BIFF Cinema Ticket)
BIFF予約券は、釜山国際映画祭のチケットを予約できる商品券です。
※インターネット予約、臨時チケット販売所にて購入する場合のみ使用可能。予約キャンセル時、再利用可。払い戻し不可。開/閉幕式、ミッドナイトパッション、3D映画などの一部イベント及び映画は予約不可。
有効期限は、裏面に表記された日にちまで。スクラッチ部分が損傷した場合、臨時チケット販売所では使用不可。
タイプ
枚数
価格
備考
Aタイプ
5枚+1
30,000
一般予約券1枚追加
Bタイプ
10枚+3
60,000
一般予約券3枚追加
団体予約
適用期間: 9月27日~9月30日
予約可能な映画: 野外劇場のオープンシネマのみ(開/閉幕式除く)
1本当たり最小数量20枚以上予約可能であり、1枚当たり1,000ウォン割引
電話のみの受付可(051-747-3015)
当日チケットを手に入れる方法
インターネット予約ができない、前売りチケットで売り切れになった映画が見たいという方も、当日販売用に20%ほど席が残っているので、まだ望みがあります!
1.朝から並ぼう
朝の8:30からチケット販売が開始するので、観たい映画は朝早くから並んでゲットしましょう!
2.売ります・買いますのホワイトボートをチェック
いくつかの映画館では、「売ります・買います」コーナーなどがあり、ホワイトボードに掲示が出ているので随時チェックしましょう!ほとんどが1~2枚なので、1人でも観たい!という方におすすめ。
スターに会うには
「釜山国際映画祭」は、憧れのスターに会えるチャンスがたくさん。
開/閉幕式のレッドカーペット
世界の映画スターたちが勢ぞろいする「開/閉幕式」。行事が催される映画の殿堂の野外会場へと入場するスターたちの姿をキャッチしましょう。
式へはチケットがないとは入れませんが、レッドカーペットは横から誰でも見られるようになっています。目の前でスターが見たいなら、早い時間から場所取りすることをおすすめします。
開幕式10/6(木) 19:00~、閉幕式10/14(金) 19:00~
※レッドカーペットは18:00ごろから開始予定
GV映画
一部の上映映画には、映画上映の前後にゲストが登場し、出演者もしくは監督などと対話できるGuest Visit(GV)映画があります。予約するときは、GVを狙って予約しましょう。
ただし、GV映画は早く売り切れになることが予想されるので、早めに予約することがおすすめ。人気スターでなければ、GV終了後サインをもらえることもあります。直接スターに質問できる貴重なチャンスがあるかもしれません!
無料イベント
映画祭期間中は、海雲台ビーチの広場や芸術の殿堂の会場などで、トークショーや舞台挨拶などチケットなしで誰でも無料で参加できるイベントが多数準備されています。
イベントの詳しいスケジュールは、直前に公式ホームページや映画館のインフォメーションで発表されるので、随時チェックするようにしましょう。
出待ち
イベント会場や宿泊ホテルなどの前で気長に待っていると、スターが出入りする姿を見ることができます。
特に、関係者や俳優たちが参加する式やパーティーや俳優の宿泊場所で使われる、「
パラダイスホテル 」や「
シークラウドホテル 」、「
ウェスティン朝鮮釜山 」などは要チェックです!
ただし、イベント開催の邪魔やスターの迷惑にならないように気をつけましょう。
★KTXの予約は コチラ
イベントの詳細や招待ゲストなどまだ公開されていませんが、情報が入り次第コネストでもお知らせしていく予定ですので、ご期待くださいね!