鎮南館

チンナムグァン / 진남관 *登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

麗水

5.0

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コネストからのお知らせ

補修工事に伴い、観覧不可となります。
工事の様子は、状況を見て、一般公開する予定です。ご利用の際はご注意下さい(20200120)

李舜臣将軍ゆかりの史跡。国宝にも指定された麗水の巨大な木造建築物麗水(ヨス) 市内中心部にある鎮南館(チンナムグァン)は、前面15間(54.5m)、側面５間(14m)、面積240坪を誇り、木造建築物としては都にある景福宮(キョンボックン)の慶会楼(キョンヘル)や宗廟(チョンミョ)に並ぶ大型木造建築物です。豊臣秀吉による２度の朝鮮出兵の際、秀吉軍と戦った李舜臣(イ・スンシン)将軍率いる水軍の大本営だった場所で、1716年に再び火災が発生しましたが、1718年に再建されて以来、今日まで約300年間、変わらない姿を保っており、2001年に国宝第304号に指定されました。

麗水にある国宝、秀吉軍との戦争の大本営

全羅南道(チョルラナムド) の麗水(ヨス)市内中心部にある鎮南館(チンナムグァン)は、豊臣秀吉による２度の朝鮮出兵の際、秀吉軍と戦った李舜臣(イ・スンシン)将軍率いる水軍の大本営だった場所です。

李舜臣が指揮を執った当時は鎮海楼(チネル)という名称でしたが、戦争の際に焼け、李舜臣の後任である李時元(イ・シウォン)将軍が1599年に鎮南館という名称で建立。1716年に再び火災が発生しましたが、1718年に再建されて以来、今日まで約300年間、変わらない姿を保っており、2001年に国宝第304号に指定されました。

前面15間(54.5m)、側面５間(14m)、面積240坪を誇る鎮南館は、木造建築物としては都にある景福宮(キョンボックン)の慶会楼(キョンヘル)や宗廟(チョンミョ)に並ぶ大型建築物でした。

当時、鎮南館の目の前が海で、巨大な瓦屋根を支えている68本の巨大な松の木は、麗水近郊の島から船で運んできた、と伝えられています。

現在、鎮南館の前は埋め立てられ、海から少し離れてしまいましたが、遠くに突山大橋(トルサンデギョ)や海を眺める事ができ、夜には楼閣がライトアップされ、幻想的です。

鎮南館ではここに注目！

鎮南館の入口にあたる望海楼(マンヘル)をくぐって階段を登ると、すぐ鎮南館があります。巨大な木造建築物とはいえ、一回りするのに10分もかかりません。ここでは見学の際に、注目すべきポイントを紹介しましょう。

１．支柱の土台に注目！

当時、支柱にするべく取り寄せた松の木はすべて高さが異なるものでした。そこで高さを調節するために、土台にはそれぞれ高さの異なる石が配置されました。

現代のように測量が発達していなかった中世ですが、朝鮮時代の建築技術の高さをうかがい知れます。土台となっている石の高さの違いに注目してみましょう。

２．正面にある石柱に注目！

鎮南館の正面にある２つの石柱は、李舜臣将軍が当時、水軍の夜間訓練の際に灯篭として火をともしたもので、かつては４本あり、高さは175cmだったと伝えられていますが、現在は２本のみ現存しています。

４本の柱に火がともり、楼閣の正面に李舜臣将軍が立って水軍の訓練を指揮した光景を思い浮かべてみましょう。

３．麗水石人に注目！

この石像は麗水石人(ヨスソギン)と呼ばれ、本営まで迫ってきた秀吉軍の水軍に対し、本営に兵士がたくさんいるように見せかけるための擬人作戦として作られた、と言い伝えられています。

もともと７体があったと言われ、６体は喪失。現在は文官を模した１体のみが残っています。

展示館にも立ち寄ってみましょう

鎮南館の真下には鎮南館壬乱遺物展示館があります。館内には李舜臣将軍が秀吉軍と戦った際の展示物や海戦のパネルが飾られ、鎮南館の歴史も写真を中心に分かりやすいように展示されています。

開館時間
４月～10月　10：00～18：00　/　11月～３月　10：00～17：00　(入場無料)

展示館の入口

館内には当時の鎧やパネルの
展示が多数

当時の模型もあり、鎮南館のすぐ
前が海だった事も分かります。

麗水市民の心の支柱

鎮南館は近代に入って1910年から50数年間、学校として教育の場になりました。その当時の写真は展示館にも飾られていますが、麗水市民の年配の方たちの中には鎮南館で教育を受けたという人も多くいます。過去には祖国を守った拠点として、現在でも市民の思い出の場所として、麗水市民の心の支えとなっています。

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基本データ

店名	鎮南館
ジャンル	寺・史跡・名所
観覧時間の目安	0.5時間
電話番号	061-659-5711
営業時間	(4～10月)10：00～18：00、(11～3月)10：00～17：00
休業日	なし
日本語	不可
その他外国語	不可
Eメール	なし
関連サイト	なし