国立扶余博物館

クンニップヨパンムルグァン / 국립부여박물관 *登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

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扶余

5.0

6件

百済時代の発掘物の宝庫。国宝の百済金銅大香炉も朝鮮三国時代の百済(ペッチェ)。首都を転々とし最後の首都だった忠清南道(チュンチョンナムド)の古都、扶余(プヨ)に「国立扶余博物館」はあります。土器にうわぐすりを塗った陶器や仏教彫刻などの遺物25,000点を所蔵し、1,200点を展示。百済時代の代表遺物と言われる「百済金銅大香炉(ペッチェ・クムドン・テヒャンロ)」や「昌王銘石造舎利龕(チャンワンミョン・ソッチョサリガム)」、「百済の微笑」として知られる「金銅弥勒薩立像(クムドン・ミルッポサル・イッサン)」、職人の高い芸術性が伺える「蓮華文軒瓦(ヨンコッムニスマッセ)」など見ごたえがあります。

特徴

百済時代の遺物を25,000点所蔵。国立扶余博物館

346年から660年まで続いた、朝鮮三国時代の国家のひとつである百済(ペッチェ)。

現在の忠清南道(チュンチョンナムド)・扶余(プヨ)にあたる泗沘(サビ)が首都であった538年から660年までの間、土器にうわぐすりを塗った陶器の登場や、寺院や仏像などが相次いで建立され多くの仏教彫刻が誕生したりと、芸術・文化が著しく発展したと言われています。

百済時代の古都・扶余(プヨ)にある国立扶余博物館は、百済時代の遺物25,000点を所蔵し、そのうちの1,200点を展示しています。遺物は、第１～３展示室、朴萬植(パク・マンシク)教授寄贈室、特別展室、野外展示に分かれて展示されています。

館内の紹介

第１展示室

忠清南道の先史文化と百済時代以前の歴史がひとめでわかるよう、青銅(チョンドン)時代、初期鉄器(チョギチョルギ)時代、原三国(ウォンサングッ)時代の遺物が展示されています。

第２展示室

百済金銅大香炉
(香を焚くのに用いたもの)

百済の泗沘(サビ)時代を中心に、文書と行政、衣食住などに関する生活文化が紹介されています。百済時代の代表遺物と言われる百済金銅大香炉(ペッチェクムドンテヒャンロ)、昌王銘石造舎利龕(チャンワンミョンソッチョサリガム)も展示されています。

※百済金銅大香炉の写真はレプリカですが、博物館には実物があります。

第３展示室

百済の芸術世界である仏教美術、対外交流、建築とかわらという３つのテーマに分けて展示されています。「百済の微笑」として知られる金銅弥勒薩立像(クムドンミルッポサルイッサン)、当時の職人の高い芸術性が伺える蓮華文軒瓦(ヨンコッムニスマッセ)などの遺物も見ものです。

※資料提供：国立扶余博物館

金銅弥勒菩薩立像

金銅観世音菩薩立像

蓮華文軒瓦

朴萬植教授寄贈室

朴萬植教授が30年間収集してきた百済時代の土器を展示しています。

野外展示

石造や塔、碑石、石槽など、さまざまな石造遺物が展示されています。

ミュージアムショップ

遺物のミニチュアやアクセサリー、キーホルダー、Tシャツ、しおり、ペンケースなどが販売されています。百済の歴史が感じられるお土産はいかがですか？

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このスポットに訪れる現地ツアー

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基本データ

店名	国立扶余博物館
ジャンル	博物館・美術館・展示館・映画館
観覧時間の目安	2.0時間
電話番号	041-833-8562～8563
営業時間	9：00～18：00(最終受付17：30)
休業日	月曜 ※月曜が祝日の場合、営業し翌日休業、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日
日本語	一部スタッフ可
その他外国語	不可
Eメール	なし
関連サイト	buyeo.museum.go.kr