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①昔、松島に母親を大切にする親孝行な漁師が住んでいました。
②ある日、漁師は海で大きな嵐に遭い、洞窟にしばらく避難しました。
③海が静かになるのを待っていた漁師は、洞窟で、大きな傷を負った美しい女性を見つけました。
④彼女は龍王の娘で、松島沖を守るため、悪行を繰り返す怪物と戦い、大きな傷を負っていたのでした。
⑤漁師は数日間、陸と行き来しながら薬草を与え、龍王の娘を懸命に治療しました。
感動した龍王の娘は漁師を愛するようになり、二人は結婚の約束をしました。
⑥これを聞いた龍王は大反対しましたが、彼らの深い愛を知り、結婚を許して、娘に人間になる方法を教えました。
⑦龍王は、人間になるには1000日の間、月の気を受け天に祈り、日の光を見てはいけないと言いました。
そうして彼女は洞窟に差し込む月明りの下、丁寧に祈り始めました。
⑧そして999日目、彼女は突然現れた怪物に追い出され、とうとう日の光を見てしまいました。
結局、龍王の娘は半分は人間、半分は龍の人龍になってしまったのです。
⑨一足遅れ、舟に乗り追いかけてきた漁師は、怪物の胸に刀を刺したが、傷を負い、怪物と一緒に深い海の中に沈んで死んでしまいました。
⑩龍王はこれを憐れに思い、漁師を亀の岩にして永遠の命を与え、彼らの永遠の愛を称え、
ここを訪れる人に長寿と財福を約束し、男女にはその愛を成就できるようにしました。
おしまい
訳:松島海岸お散歩中のおじいさん