高句麗鍛冶屋村

コグリョデジャンガンマウル / 고구려 대장간마을 *登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

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九里

4.5

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ヨン様主演の大河ドラマ「太王四神記」のロケ地！ソウルの北東に位置する「グランデウォーカーヒルソウル」のすぐ裏に、九里(クリ)市が運営する「高句麗鍛冶屋村(テジャンガンマウル)」があります。ペ・ヨンジュン主演ドラマ「太王四神記」や「快刀・洪吉童(ホンギルトン)」の撮影地として有名です。同市が文化事業として高句麗テーマパークの建設を計画していたところに太王四神記の撮影話が持ち上がり完成にいたりました。ゆっくり見てまわっても約１時間ほどの規模で、ドラマの世界に浸りつつ、日本とも関係深い高句麗の文化を知ることができます。

施設の特徴

「太王四神記」のロケ地・高句麗鍛冶屋村

ソウルの北東に位置する「グランデウォーカーヒルソウル」のすぐ裏に、九里(クリ)市が運営している「高句麗鍛冶屋村(韓国語：テジャンガンマウル)」があります。

ペ・ヨンジュン主演ドラマ「太王四神記」や「快刀ホンギルドン」、「シークレット・ガーデン」、「善徳女王」、「風の国」の撮影地として有名です。2008年４月25日の開館以来、国内外を問わず多くの観光客が訪れています。

鍛冶屋村ができた経緯

もともと九里市は、高句麗の遺跡発掘に力を入れ、文化事業の一つとして高句麗テーマパークの建設を計画していました。そこにちょうど「太王四神記」のドラマ撮影地としての話が持ち上がり、「高句麗鍛冶屋村」ができたわけです。

九里市のバックアップと美術監督の情熱によって作られた「鍛冶屋村」は、ロケ地の枠を超え「太王四神記」の完成度を高めています。

韓国ドラマをさらに理解するために、ちょっとだけ古代史に触れてみる

ドラマの時代背景は、朝鮮半島が高句麗(コグリョ)、百済(ペッチェ)、新羅(シルラ)の三国に分かれて争っていた時代です。主人公のタムドクは、高句麗の王。では、高句麗の歴史を軽くおさらいしておきましょう。

高句麗の建国はなんと紀元前！
韓国の歴史書「三国史記(サムグッサギ)」によると、高句麗は紀元前37年に朱蒙(チュモン)により建国された。朱蒙の母親は河の神・河伯(ハベッ)の娘で、ある日、太陽の光を浴びて身篭り、卵を産む。この卵から朱蒙は誕生！

朱蒙は生まれた時から弓の名手で、それに嫉妬した兄弟に殺されかける。母親の助言で辛うじて難を逃れた朱蒙は北上し、「高句麗」を作ったと伝えられる。

全盛期はヨン様演じた広開土王(クァンゲトワン)時代
高句麗の第19代王・広開土王(374- 412年)の姓は高(コ)、名は談徳(タムドク)。父である壌(ヤン)王の死によって391年に王位を継承。高句麗の領土を飛躍的に拡張した。有名な「広開土王碑」は彼の功績を称えて建てられたもの。

高句麗のその後
その後も高句麗は三国の中の百済と手を結び、新羅に対して優勢を保っていた。しかし、中国の唐が新羅と同盟関係を結ぶと、660年に百済が滅亡。663年白村江(はくそんこう)の戦いで日本が援軍を送るものの、百済の残存勢力は壊滅。高句麗は孤立し、668年に滅んだ。

なんとその時、高句麗の遺民の一部は日本へ逃れ、現在の埼玉県日高市や飯能市に移り住んだという。高麗(こま)神社・高麗(こま)川など、今も地名などに名残りが見られるのだとか。

遺跡展示館

当時、要塞のあった峨嵯山(アチャサン)から出土した遺物を中心に、鉄器や土器などが展示され、高句麗の優れた軍事力を知ることができます。展示されている遺物をみていると、ドラマのセットやアイテムが細かいディテールにまでこだわって制作されたことがわかります。

野外展示物

村の入口

入口にさしかかるとテーマ曲が聞こえてきます。耳に慣れた音楽は、久石譲が作曲しているからなのか、これでもかってくらい繰り返し聞いたからなのか。村の中は結構足場が悪いので、歩きやすい靴を履いたほうがベター。

８角テーブルのある建物

８角テーブルの脇にはペ・ヨンジュンが座った椅子があり、ここで最終回も撮影されました。撮影の時は屋根を取り払い、上から照明をつるしてライトを当てたのだとか。

２階建ての家並み

高句麗時代は馬文化。１階で馬を飼い、２階で人々は生活していたとのこと。各家々には美しい壁画も描かれているので、見逃さないで。

鍛冶場と水車小屋

タムドクやチュムチが出てきそうな気がする鍛冶場。女鍛冶師パソンが影から現れて、粗暴なチュムチに文句を言い出しそうな雰囲気。

水車小屋

もともと九里市では本物の鍛冶師を呼んで、この鍛冶場を実際に稼働させる予定だったとのことです。大きい水車の歯車を調整すれば、ここで本当に刀を作ることができるんですよ。

観光名所で使う韓国語

ドラマから始まる国際交流

高句麗は日本で｢こま｣と呼ばれ、関係の深い国でした。長野県や東京などに高句麗式の遺跡があり、今でも日本各地に「こま(巨麻、狛)」のつく地名が多く残っています。

また、日本に亡命した高句麗人が移り住んだ埼玉県には高麗神社もあります。そんな高句麗の文化をよく知ることのできる「鍛冶屋村」。一つ一つゆっくり見ても、約１時間ほどで全て見ることができます。大河ドラマ「太王四神記」の世界に浸りつつ、歴史の勉強もできる一石二鳥のテーマパークなのです。

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基本データ

店名	高句麗鍛冶屋村
ジャンル	韓流・エンタメスポット
観覧時間の目安	1.0時間
電話番号	031-550-8352、8355
営業時間	(3～10月)月～金曜9：00～18：00(最終受付17：00)、(11～2月)9：00～17：00(最終受付16：00)
休業日	なし
日本語	一部スタッフ可
その他外国語	不可
Eメール	なし
関連サイト	www.guri.go.kr/gbv/index.do