Now!ソウル
          • 撮影エリア:市庁・光化門

          • 14月16日韓国南西部・珍島(チンド)沖で発生した、旅客船「セウォル号」沈没事故。300人以上の死者・行方不明者を出し、その多くが修学旅行中の高校生であったことから韓国中が深い悲しみに包まれています。

          • 2被害状況が明らかになるにつれ哀悼ムードは広がり、犠牲になった生徒が在籍する高校がある京畿道(キョンギド)・安山(アンサン)など韓国内17ヶ所に焼香所を設置。これまでに150万人以上の弔問客が訪れました。ソウル市では都心のソウル広場に開設されています。

          • 3ソウル広場の焼香所前にあるソウル図書館には「ミアナムニダ(ごめんなさい)」と書かれた垂れ幕が。誤った初期誘導や船の安全管理違反などにより被害が拡大したと見られ「若い命を助けられなかったのは大人の責任」と、国民全員が深い自責の念に駆られています。

          • 4焼香所の近くに設置されたメッセージコーナーには子どもから大人まで多くの人が立ち寄り、行方不明者の奇跡を祈ったり、夢半ばにして天国へ旅立った犠牲者たちへの思いをしたためたりしていました。

          • 5一方、ソウル市内ではたくさんの黄色いリボンが掲げられており、市民全員で事故を悼んでいます。黄色いリボンは第二次世界大戦時、「兵士や人質の無事の帰還を願う」という意味を込め、アメリカで始まったものに由来しています。

          • 6また、「ひとつの小さな動きから大きな奇跡を」というスローガンのもと、SNSのプロフィール部分をリボンの絵に変更するなどインターネットを通じた黄色いリボンキャンペーンも韓国全土に広がりました。

          • 7犠牲になった方々のご冥福をお祈りするとともに、このような悲しい事故が二度と起こらないよう心から願います。

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