Now!ソウル
          • 2014 01 23
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          • 広まる分かち合い(ナヌム)運動

          • 撮影エリア:市庁・光化門

          • 1性別・出身地域・学歴による経済格差が社会問題と認識されて久しい韓国。格差が固定化してしまうことを避けるため、行政も市民もさまざまな形の分かち合い(ナヌム)運動を試みています。

          • 2年末年始にかけて行なわれる募金運動「希望分かち合いキャンペーン」もそのひとつ。期間中に光化門(クァンファムン)に立てられる「愛の温度計」が示す数字は募金目標額に対する達成率。2014年は1月末の期間終了を前に100度を大幅に突破しました。

          • 3「ミリネ(先に支払う)」という民間での運動も活発です。こちらは市庁(シチョン)駅地下通路にある商店街「CITISTAR MALL」に1月21日、カルグッス(手打ち麺)店・軽食店と同時にオープンした「ミリネ・カゲ(店)」加盟のカフェ。

          • 4ある利用客が自分の注文品以外にも商品代金や一定の金額を支払うと、その商品や金額が店内の掲示板(星の形をしたイメージキャラクターが目印)に表示。他の客は旅行者でも誰でも、先に支払われた分だけ自由に利用することができる仕組みです。

          • 5「情(チョン)」を分かち合う韓国の伝統的な情緒にうまくマッチしてか、「ミリネ・カゲ」加盟店は現在韓国全土に150店舗と広がりを見せていて、飲食店にとどまらず美容院や雑貨店など多種多様なお店が運動に参加しています。

          • 6観光客が多く利用する地下鉄の1回用交通カードでも、地下鉄駅構内に設置されている寄付箱に入れることでデポジット金(500ウォン)を寄付することが可能。韓国で広まる分かち合い運動を気軽に体験してみてはいかがでしょうか。

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