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          • 1600年の間隠されていた、宮殿の「夜の表情」が明らかに。世界遺産の昌徳宮(チャンドックン)では4月16日~18日、夜間特別観覧「月灯り紀行」が行なわれました。

          • 2旧暦の十五夜前後、数日のみに限られたこの企画。解説スタッフとともに宮殿内を散策します。仁政殿(インジョンジョン)は昌徳宮の正殿。宮中儀式や使節接待の舞台となりました。権威の象徴であったかつての面影が華やかに甦ります。

          • 3一方でこの部屋を飾るのは、韓紙の白と夜の闇のみ。最小限の素材が、建物の直線と曲線を際立たせています。楽善斎(ナクソンジェ)は、大韓帝国最後の皇太子に日本から嫁いだ方子(まさこ)が、晩年を過ごした場所としても知られます。

          • 4今はちょうど花盛り。宮殿で夜桜見物とはなんとも贅沢ですね。新緑の季節、そして中秋の名月の頃には、また違った風景が参加者を迎えてくれることでしょう。

          • 5王の休息の場であった秘苑(ピウォン)は、ドラマ「チャングムの誓い」にも登場。芙蓉池(プヨンジ)に映える景色を眺めながら、静かに思索を巡らせてみるのもよいでしょう。

          • 6プログラムの最後は特別公演。国楽やパンソリなど月夜の宴を楽しみます。美しい伽耶琴(カヤグム)の調べにより、宮中での2時間は終了。再び街への門が開かれます。

          • 7今回は韓国人向けの企画でしたが、いよいよ5月18、19日からは外国人対象のプログラムを開始。日本語ツアーも各回80名限定で実施されます。コネストにて好評受付中ですので、ご予約をぜひお急ぎください。

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