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  • 「181人死傷」チェジュ航空事故に関連して15人追加立件

  • 社会・文化 2025年06月23日 11:59
  • 181人の死傷者が発生した「12・29チェジュ航空旅客機事故」事件を捜査中の警察が国土交通部と韓国空港公社の職員など24人を刑事立件した。

    22日、全羅南道(チョルラナムド)警察庁チェジュ航空旅客機事故捜査本部によると、警察は最近、チェジュ航空旅客機事故について、業務上過失致死傷の容疑で15人を追加立件した。遺族側が先月、告訴したパク・サンウ国土部長官などを合わせれば、計24人が刑事立件された。

    立件者の中にはチェジュ航空のキム・イベ代表と国土部のパク・サンウ長官、務安(ムアン)国際空港内のローカライザー(Localizer)工事関連業者関係者などが含まれた。警察は特に、ローカライザーを丘の形にコンクリート構造物の上に設置したのは重大な違反と判断している。警察は事故当時、管制業務担当者が鳥類の動きと移動経路などを十分に観察せず、または機長に知らせなかった情況を確認した。

    遺族らは、航空・鉄道事故調査委員会側に調査資料の公開を促した。「12・29務安空港済州航空旅客機惨事遺族協議会(遺族協議会)」は前日、務安空港で記者会見を開き、「調査委は公正な真相究明のために国土交通部から独立性を確保し、遺族にエンジン損傷部位、ブラックボックスの記録などを公開せよ」と求めた。遺族協議会は「13日に発生したエア・インディア787-8ドリームライナー墜落事故に対して、インド政府は事故3カ月以内に事故の原因報告書を発表すると明らかにした」として「インドネシアが予備報告書に公開するフライトデータレコーダー(FDR)とコックピットボイスレコーダー(CVR)のデータを公開しないのは遺族を無視することであり、真実を隠蔽すること」と主張した。

  • 今年4月22日、全羅南道務安(チョルラナムド・ムアン)国際空港でチェジュ航空旅客機事故の原因を調べている航空鉄道事故調査委員会関係者らが、ローカライザー施設の現場調査を行っている。[写真 聯合ニュース]