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  • 「体がかゆすぎる」…韓国大学の男子寮で騒然

  • 社会・文化 2025年04月17日 13:04
  • ソウルのある大学の男子寮で学生が疥癬(かいせん)にかかったことが確認され、帰宅措置された。

    16日、大学街などによると10日、ソウルのある大学の男子寮に居住する学生2人が疥癬にかかったことが分かった。

    疥癬はヒゼンダニが皮膚に寄生して生じるが、このダニが皮膚の角質層を掘り下げ、強いかゆみが現れる。大体4~6週間程度の潜伏期を経る。

    学校側は、該当学生2人を直ちに帰宅させ、翌日、建物全体の消毒を完了した。また、寮生に携帯メールなどで疥癬発生事実を知らせた。

    その後、15日には女子寮に居住する学生1人がかゆみを訴えたが、検査結果、疥癬にかかったわけではないことが把握された。学校側は、学生の懸念を考慮し、1棟も消毒措置中だと説明した。

    また、疥癬が発生した階に居住する学生たちには下の階の訪問を自制してほしいと呼びかけ、寮生には図書館の代わりに寮の中で勉強するように案内していると付け加えた。

    学校関係者は「現在までこれ以上感染者は発生していないが、潜伏期を考慮して鋭意注視中」と説明した。

    学校側は15日、SNSグループチャットルームを通じて「寮に疥癬患者が発生して消毒する」と知らせた。しかし、しばらくしてお知らせが削除され、一部の構成員が問題を提起したりもした。

    大学生コミュニティ「エブリタイム」内の学校掲示板には「感染病なら発生の根源地はきちんと知らせる必要があるのではないか」などの批判文が相次いで掲載された。

    学校関係者は「疥癬感染が確実でない状態でお知らせすることになった」とし「該当学生は疥癬にかからなかったことが判明した」と釈明した。

  • ダニの写真。[写真 聯合ニュース]

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