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「生後45日の子犬、箱に入れて配送」目を疑わせた韓国ネット通販の掲示物
- 社会・文化 2024年09月11日 08:27
- 韓国のネット通販最大手「クーパン」にペットを販売するという掲示物が登場して論議を呼んでいる。
最近、クーパンには生後1日から45日になった子犬を11万8200ウォン(約1万2500円)、生後45日~12カ月の子犬を13万9200ウォン、中大型犬は15万1200ウォンで販売するという掲示物が登場した。
販売者は商品説明にはペットの託送方式だとし、配送方法を案内した。販売者は健康診断を通じてペットの健康状態を確認した後、購入者が選んだペットを水、食べ物とともに運送箱に入れて宅配で送ると言った。
また、配送過程で問題が発生した場合、販売会社が責任を負うと付け加えた。
このような掲示物に商品の問い合わせに消費者の抗議の意見がみられる。
あるネットユーザーは「子犬たちが販売する商品か」として「動物販売業に登録されたのか。命をこのようにむやみに宅配箱に入れて配送してもいいのか」と批判した。
他のネットユーザーも「通報する。なぜ動物を肉のように箱に入れて売ることができるのか」と話した。
現行の動物保護法によると、犬、猫、ウサギ、ハムスターなど伴侶動物に指定された6種は宅配で取り引きすることができない。伴侶動物をネット上で販売するのは、事前に許可を得た場合にのみ可能だ。この時も動物運送業として登録した業者を通じて届け、または購入者に直接会って渡す必要がある。
これを受け、クーパン側はモニタリングを通じて関連掲示物を直ちに削除している。現在、類似した商品はすべて削除されている。
クーパン側は「クーパンは不法、または販売不適合商品の販売を許容しない」として「このような商品がモニタリングを通じて発見されれば、直ちに商品販売を中止するなど積極的な措置を取っている」と明らかにした。
また「該当商品および関連商品は直ちに販売中止の措置が取られ、実際には販売されなかった」と話した。
子犬の資料写真[Pixabay]- COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版