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尹大統領「時速400キロの高速列車で全国2時間台の生活圏拡大」
- 政治 2023年06月08日 08:27
- 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は7日、「従来の高速鉄道の地下にさらに速くて安全な鉄道を追加で建設し、高速鉄道の運行を倍に増やし、誰でも希望する時間帯に列車に乗れるようにする」と約束した。忠清北道清州(チョンジュ)文化製造廠中央広場で開かれた「平沢(ピョンテク)-五松(オソン)高速鉄道2複線化着工記念式」でだ。今回の工事は平沢-五松区間(46.9キロ)の地下にさらに速い高速鉄道を追加で新設する事業。
尹大統領は「2複線化が完工すれば、仁川(インチョン)、水原(スウォン)、巨済(コジェ)など全国各地で高速鉄道が運行され、全国2時間台生活圏がさらに拡大する」とし「時速400キロで走れるよう世界最高レベルの次世代高速鉄道の建設にも拍車を加える」と述べた。現在の高速鉄道は時速300キロ程度だ。尹大統領は「五松に鉄道産業クラスターを作り、従来の生命科学団地をKバイオスクエアとして、忠清北道を国家先端産業の中心に育成する」と約束し、「これから清州と忠北が大きく発展する」と述べたと、金恩慧(キム・ウンヘ)広報首席秘書官は伝えた。
尹大統領は午後には忠清南道扶余(プヨ)にある営農組合法人の田植え現場を訪れた。田植機で100メートルほど作業をした後、村会館に移動し、住民と共に食事をしながら対話した。
忠北・忠南を訪問した尹大統領の日程については、一部から「忠清(チュンチョン)の民心をつかむため」という分析が出ている。尹大統領は大統領選挙期間中、父の尹起重(ユン・ギジュン)延世大名誉教授が忠清南道論山(ノンサン)出身という点に言及しながら「忠清は私の根」と強調していた。また尹大統領の農村訪問については、糧穀管理法に対する拒否権行使に関連して農業従事者をなだめるためという解釈も出ている。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は7日、忠清北道清州市清原区(チョンジュシ・チョンウォング)の文化製造廠中央広場で開かれた「平沢(ピョンテク)-五松(オソン)高速鉄道2複線化着工記念式」に出席した。 大統領室写真記者団- COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版