韓国HOTニュース
  • 韓国政府「コロナ防疫状況は安定的」 マスク義務緩和後も感染・重症者数が減少

  • 社会・文化 2023年02月15日 10:12
  • 【ソウル聯合ニュース】韓国政府は15日、国内の新型コロナウイルスの新規感染者数と重症者数が屋内でのマスク着用義務が緩和される前に比べ減少しているとしながら、防疫状況は安定的だと評価した。ただ、感染した場合に重症化リスクが高い人たちのワクチン接種率は引き上げる必要があると強調した。

    同日の中央災難(災害)安全対策本部の会議で金星鎬(キム・ソンホ)第2総括調整官(行政安全部災難安全管理本部長)は、先週の新規感染者数は1日当たり平均1万3553人、重症者数は222人で、屋内のマスク着用義務緩和前だった1月第4週に比べそれぞれ36%と28%減少したと明らかにした。

     1人の感染者が何人にうつすかを示す実効再生産数は0.81で、6週連続で1を下回っている。重症者用の病床使用率も20%台と、安定的に管理されているという。

     ただ、このところ重症化率と致死率がやや上がっているとし、重症化リスクが高い人たちに治療薬を処方する割合とワクチン接種率を引き上げる必要があると述べた。政府は経口治療薬(飲み薬)へのアクセスを改善するため、取り扱い薬局数を月内に約6000カ所に増やし、薬局の位置情報案内サービスも提供する計画だ。

  • 13日から、新型コロナワクチンの接種対象が生後6カ月~4歳の乳幼児にも拡大された。ソウル市内の病院に掲示された案内(資料写真)=(聯合ニュース)

注目のニュース