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  • 韓国、ワクチン追加接種率低下でコロナ再拡大…重症者は7日連続400人台

  • 社会・文化 2022年11月26日 10:16
  • 6万人、400人、60人。新型コロナの再流行に入ったことを意味する数字だ。新型コロナの一日の新規感染者数は6万人前後、重症者は400人台、死亡者数は60人台を行き来している。なぜ韓国は新型コロナリスクを迎えているのだろうか。

    疾病管理庁中央防疫対策本部によると、25日0時基準で一日の新規感染者数は5万3698人。1週間前の18日(4万9418人)と比較すると、4000人以上も増えた。この日、重症者数は453人で、前日(437人)より16人増えた。19日から7日連続で400人台だ。11月第3週の新規重症者は409人と、前週比で16%増加した。この日の死亡者数は55人だった。夏に流行が終わった後、一時は1けた(10月8日、6人)まで減少したが、最近は一日40-60人台の死亡者が出ている。特に17日には67人まで増え、53日ぶりの最多水準となった。

    この日、全体の重症者病床1581床の稼働率は31.9%。防疫当局は「一日の感染者数20万人でも対応可能な病床を確保する」と明らかにした。

    すでに再流行に入ったという専門家らの意見もある。12月末-1月初めにピークを迎えるという見方もある。

    嘉泉大医大のチョン・ジェフン予防医学科教授は22日、自身のフェイスブックに「多くの不確実性があるが、今週が流行のピークと判断している」とし「重症者数はピークで600-700人台と推定される」と明らかにした。一方、中央事故収拾本部のパク・ヒャン防疫総括班長は25日、「一部の専門家の中では今週が流行のピークという予測はしているが、全般的に断定することはできない」とし「12月-1月に下位変異の優占種化が(流行に)影響を与えることも考えられ、見守っていく必要がある」と述べた。

    韓国はなぜコロナリスクが高まったのか。まず、低いワクチン接種率が挙げられる。高麗大の金宇柱(キム・ウジュ)感染内科教授は「致死率が7、8月に0.04%まで下がったが、今は0.11%へと3倍近く上昇した」とし「ワクチン接種の重要性を持続的に強調すべきだったが、政府はそうしなかった」と遺憾を表した。

    18日0時基準で冬季の追加接種のワクチン接種率は60-69歳が11.3%、70歳以上が20%台にとどまっている。全年の齢帯ではわずか4.9%だ。緩まった「コロナ意識」は市民の反応にも表れている。

    24日にワールドカップ(W杯)街頭応援に参加した会社員のキム・ドヒョンさん(35)は「コロナに危機感を感じていない」とし「感染してもインフルエンザ程度で済むと思う」と話した。大学生のキム・ミンヨルさん(26、東大門区)も「コロナは終わったという感じ」と明らかにした。

    嘉泉大吉病院のオム・ジュンシク感染内科教授は「高齢層と脆弱施設の接種率が低く、死亡者数のピークが一日150-200人になることもあり得る」とし「また社会的距離に戻るのは事実上難しく、最も効果的な対応策はワクチン接種」と強調した。順天郷大のキム・タク感染内科教授は「高危険群は6カ月間に2回、若年層は年に1回のワクチン接種をするなど長期的なワクチン戦略を構成する必要がある」と提言した。

    米アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は22日(現地時間)、引退を控えて「みなさんに伝える今日のメッセージは、新型コロナワクチンを接種しなければいけないということ」と述べた。

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