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  • 尹大統領の卑俗語発言が波紋、1週間ぶりに20%台に下落

  • 政治 2022年09月25日 09:53
  • 国連総会に参加した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は22日にニューヨークを出発しながら「大韓民国国会の積極的な協力を期待する」とフェイスブックに投稿した。グローバルファンド第7次増資会合に出席して1億ドルの供与を約束したとしながらだ。尹大統領が舌禍議論を起こしたまさにその行事だ。大統領室はこの発言が米国議会でなく韓国国会、すなわち国会多数議席の巨大野党を指し示したものだと明らかにしたが、尹大統領の投稿にもこうした立場が含まれていると解釈される。尹大統領はこの日カナダを訪問して人工知能(AI)専門家らと会って同胞懇談会に参加するなど歴訪日程を継続した。

    だが尹大統領の舌禍はすぐ支持率に影響を及ぼしたことがわかった。韓国ギャラップが20~22日に調査し23日に発表した尹大統領の職務遂行評価で「よくやっている」という回答は28%で前週の33%より5ポイント低下し1週間ぶりに再び20%台に下がった。これに対し否定評価は59%から61%に2ポイント上がり再び60%台を記録した。

    韓国ギャラップは「否定評価の理由には迎賓館新築計画撤回議論と英女王弔問キャンセルなど首脳外交第一線での身の振り方が目立った」と分析した。続けて「尹大統領就任後2回の海外歴訪は職務評価にプラスにならなかった。これは支持率が反騰した元大統領らの就任初年度の外国訪問時とは異なる様相」と明らかにした。

    尹大統領のニューヨークでの外交の動きめぐる議論は日本でもふくらんだ。朝日新聞は23日、尹大統領と日本の岸田文雄首相が21日の略式会談で全く異なる態度を見せたとして会談の舞台裏を伝えた。同紙は「懇談は約30分行われた。同席者によると、ブスッとした表情で黙ったままの首相を前に、尹氏は懸命に話し続けたと証言する。尹氏は『短時間で終わらないように、少しでも時間を長くしようとしていた』という」と伝えた。

    同紙によると、韓国政府から「会いたい」という要請が繰り返しあり、これに対し日本側は「この時間・場所しか無理、それでも来るのであれば」という立場を決めたという。これを韓国側が受け入れ、結局尹大統領がニューヨークにある国連駐在日本代表部ビルを訪問することで調整されたということだ。会談同席者の1人は当時会談場の前にいた日本の取材陣に「こちらは会わなくてもいいのに会った。日本は韓国に貸しを作った」と話したと同紙は伝えた。岸田首相も会談後周辺の人たちに「むこうもやる気は示している。今後のお手並み拝見ということだ」と話したという。

    そうした中で米国政府は尹大統領の舌禍議論に無対応基調を見せた。これと関連しワシントン・ポストは米国家安全保障会議(NSC)報道官が「ホットマイク発言(うっかり発言)に対しては言及しない」と話したと報道した。報道官は「韓国との関係は堅固で増進している。両国首脳は国連総会を契機に有益で生産的な会合をした」と明らかにした。