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  • ソウルの空港バスと外国人用観光タクシー 利用者が急増=韓国

  • 旅行 2022年07月06日 10:54
  • 韓国で新型コロナウイルス対策の行動規制が4月に解除されて以降、航空・旅行需要が増え、ソウル市内各地と仁川空港を結ぶバスと外国人向け観光タクシーの利用者が急増している。6月の空港バス利用者数は1月の約2.6倍となり、外国人向け観光タクシーの利用回数もここ2カ月余りで5000回を超えた。ソウル市が6日、上半期の利用実績の分析結果を明らかにした。

    空港バスは新型コロナ感染拡大の影響で約2年間、ほぼ全面的に運行が中止された。感染状況の落ち着きにより4月に行動制限が解除されると、航空路線が運航を再開。これに伴い、同バスの運行も正常化に向かいつつある。

    現在は4社が15路線を運行している。上半期の累計利用客数は18万人を上回った。特に6月は5万7420人と、1月(2万1947人)の約2.6倍に上った。5月の1日平均の利用者数は前月比20%増加し、6月には同95%増となった。

    ソウル市の関係者は「今月に入り仁川空港の1日当たり利用者数が2年ぶりに約5万人を記録しており、観光・旅行需要の急速な回復が予想される。空港バスの利用者も今後増え続けるだろう」と話した。

    新型コロナの感染拡大後、海外からの入国者の帰宅用に使われてきた外国人向け観光タクシーは、4月から本来の用途での運行を再開した。189台が運行中で、利用回数は4月の1321回から5月が2095回、6月が2328回と増加している。

    市は、海外旅行やビジネスなどの需要と空港バス利用者の増加状況に応じて路線を増やすなどの対応を取る方針だ。

  • 空港バス(資料写真)=(聯合ニュース)