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  • 韓国の新規コロナ感染者3,032人 重症者再び過去最多=10歳未満で初の死者

  • 社会・文化 2021年11月30日 10:57
  • 韓国の中央防疫対策本部は30日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から3032人増え、累計44万7230人になったと発表した。1日当たりの新規感染者数は前日(3309人)より277人減ったが、火曜日に発表される月曜日の感染者数としては過去最多となった。

    重篤・重症患者は前日から32人増えた661人で、2日ぶりに再び過去最多を更新した。このうち高齢者の割合は84%に上る。

    死者は前日から44人増え、計3624人となった。韓国国内の平均致死率は0.81%。このうち、0~9歳の年齢層で初めて死者が発生し、当局が疫学調査を進めている。

    重篤・重症患者と死者の数が急増し、病床稼働率など医療対応指標が悪化する中で、政府は11月21~27日の新型コロナ流行の危険度について、全国単位では最も上の「非常に高い」と評価した。

    ワクチンの効果を低下させる可能性があるとされる新たな変異株「オミクロン株」が国内に流入した場合、流行の規模はさらに拡大する恐れもある。

    この日新たに確認された市中感染者は3003人、海外からの入国者の感染は29人だった。

    市中感染者を地域別にみると、ソウル市が1176人、京畿道が907人、仁川市が191人で、首都圏が計2274人と全体の75.7%を占めた。首都圏以外の地域では江原道が84人、忠清南道が81人、釜山市と大邱市がそれぞれ77人、慶尚北道が68人、慶尚南道が60人、忠清北道が59人、光州市が51人、全羅北道が50人、大田市が41人、全羅南道が35人、世宗市が22人、済州道が21人、蔚山市が3人の計729人だった。 

    29日の検査件数は6万4933件で、ほかに臨時検査所での検査が15万5798件だった。 

  • ソウル市内の保健所で新型コロナウイルスの検査を待つ人々=29日、ソウル(聯合ニュース)