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  • 韓国の新規コロナ感染者3309人 月曜発表で最多

  • 社会・文化 2021年11月29日 09:31
  • 【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は29日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から3309人増え、累計44万4200人になったと発表した。1日当たりの新規感染者数は前日(3928人)より619人少ないが、月曜日に発表される日曜日の感染者数としては過去最多となった。

    重篤・重症患者は629人で、前日からは18人減少したが、5日連続で600人を上回った。このうち60代以上の高齢者が84.4%を占めた。

     政府は29日午後に特別防疫点検会議を開き、今月1日に始まった新型コロナウイルスの新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」を評価し、今後の対策を議論する予定だ。

     新型コロナのワクチン接種完了またはPCR検査での陰性を証明するいわゆる「防疫パス」の青少年への適用や防疫パスの有効期間を接種完了後6カ月とすること、ワクチン未接種者が感染した場合、本人に治療費を負担させる案などが検討されており、この日に総合対策が発表される。

     この日新たに確認された市中感染者は3286人、海外からの入国者の感染は23人だった。

     市中感染者を地域別にみると、ソウル市が1386人、京畿道が905人、仁川市が233人で、首都圏が計2524人と全体の76.8%を占めた。首都圏以外の地域では釜山市が144人、大邱市が87人、慶尚南道が85人、慶尚北道が67人、光州市が61人、江原道が55人、忠清南道が50人、全羅北道が49人、大田市と済州道がそれぞれ43人、忠清北道が33人、全羅南道が28人、世宗市が15人、蔚山市が2人の計762人だった。

     死者は前日から32人増え、計3580人となった。韓国国内の平均致死率は0.81%。致死率はウィズコロナが始まった1日には0.78%だったが、前日の0.80%に続いて上昇傾向を示している。

     28日の検査件数は4万1791件で、ほかに臨時検査所での検査が7万5574件だった。

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