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  • 大統領選「野党候補が当選すべき」 過去最高の57%に

  • 政治 2021年11月05日 14:33
  • 【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが5日に発表した調査結果によると、来年3月の大統領選で「政権交代のために野党候補が当選するのがよい」と答えた人は回答者の57%だった。「現政権維持のために与党候補が当選するのがよい」と答えた人は33%にとどまった。

    政権交代を望む人は1カ月前の調査に比べて5ポイント上昇して過去最高を記録した一方、与党による政権維持を望む人は2ポイント下落し、その差(24ポイント)はギャラップが昨年8月に同調査を始めてから最も大きくなった。

     なかでも、中道派で政権交代を望む人が54%から61%に上昇した影響が大きいものと分析される。

     次期大統領候補の支持率は、革新系与党「共に民主党」所属の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事が26%、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が24%と2強を維持し、国民の力の洪準杓(ホン・ジュンピョ)国会議員が15%、同党の劉承ミン(ユ・スンミン)前議員が3%、元首相で共に民主党前代表の李洛淵(イ・ナギョン)氏と革新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)元党代表、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表がそれぞれ2%だった。

     1カ月前の調査と比べて尹錫悦氏は4ポイント、洪準杓氏は3ポイント上昇した。ギャラップは、尹氏は国民の力の支持層と60代以上を中心に、洪氏は20代を中心に支持を増やしたと分析した。

     政党支持率は国民の力が38%、共に民主党が30%、無党派層が23%。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は37%、不支持率は56%だった。

     調査は2~4日、全国の満18歳以上の1000人を対象に行われた。

  • 昨年8月からの調査結果のグラフ。赤いグラフが政権交代を望む人の割合、青いグラフが与党の政権維持を望む人の割合(韓国ギャラップ提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫