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  • 韓国の「段階的日常回復」…11月開始・来年4月完了か

  • 社会・文化 2021年10月15日 10:17
  • 韓国における段階的日常回復(ウィズコロナ)は来月初めから来年4月まで徐々に行われるものとみられる。日常回復実施以降に増える新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染者と重篤患者を医療対応システムの中で安定的に管理しようとの趣旨だ。また、室内活動が増える冬季の新型コロナとインフルエンザが同時に流行する「ツインデミック」にも備えなければならない。

    14日、中央災難(災害)安全対策本部によると、段階的日常回復の大きな方向は接種率に伴う漸進的な防疫規制緩和だ。ただし何回に分けてどのくらいの周期で緩和するのか、どのような基準にするかなどはまだ決まっていない。この部分は13日に発足した新型コロナ日常回復支援委員会(日常回復委)で扱うことになる。中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は「防疫緩和の主な方向性をどこに置くかなどを決めなければならない」と話した。

    段階別緩和基準として、まずコロナに耐えうる医療対応体系が注目される。日常回復委のある委員は「疫学調査でも病床でも、耐えうる程度に持っていくことが重要だ」と話した。

    最終段階である日常回復の時点としては来年4月ごろという意見が出ている。ソウル大学医大医療管理学校室のキム・ユン教授は今月1日、段階的日常回復公開討論会で「日常回復への転換まで4~6カ月程度かかる」とし「11月に始めれば来年4月完了するだろう」と展望した。

    日常回復委の他の委員は「今回の冬に段階をすべて緩和するのは適切ではない。春季(4月ごろ)までは一定水準を維持しなければならない」とし「(新型コロナと症状が似ている)インフルエンザが流行することになれば医療現場で混乱をきたすことになるため」と話した。

    ワクチン接種完了率も主要基準だ。韓国政府は接種完了率が85%水準になれば、理論的にはマスクを取ることができると説明した。14日午前0時基準で接種完了率は61.6%となっている。

    中央防疫対策本部の権ジュン郁(クォン・ジュンウク)第2副本部長はこの日のブリーフィングで「接種完了率が85%になれば、おそらく集団免疫は概略80%に達することになる」とし「そうなれば理論的にはデルタ(インド型)株さえもマスクや集合禁止なく克服することができる」と明らかにした。

    だが、日常回復委のある委員は「接種完了率80%は集団免疫を達成できる意味ある数字」としながらも「小児・青少年接種率が相当上昇してこそ可能だが、容易ではなさそうだ」と話した。

    一方、国立中央医療院のチョン・ギヒョン院長はこの日、国会保健福祉委員会国政監査に出席して「ウィズコロナ以降、一日感染者が1万人発生した場合に対応できるか」という質問に「今までの重症患者転換率から推計する場合、十分に対応可能だ」と答えた。