韓国HOTニュース
  • 文大統領の支持率38%小幅上昇…「国連総会後、『外交うまくやっている』急増」

  • 政治 2021年10月01日 15:22
  • 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が小幅に上昇して38%になったという世論調査の結果が1日、公表された。特に文大統領の国連総会出席を機に外交・国際の部分に対する肯定評価が急増したという分析だ。

    韓国ギャラップは先月28~30日(9月第5週)に全国満18歳以上1002人を対象に調査を実施した結果、文大統領の国政遂行肯定評価(支持率)は直前の調査(9月第3週)に比べて2%ポイント上昇した38%となった。否定評価は3%ポイント下がった54%と調査された。

    肯定評価回答者の中では「外交・国際関係」(24%)の比率が最も大きかった。これは直前の調査に比べて11%ポイント増加したもので、文大統領が秋夕(チュソク、中秋)期間中に国連総会に出席した影響ではないかと韓国ギャラップは分析した。

    韓国ギャラップによると文大統領の支持率は前任大統領の就任5年目4-6月期支持率と比較すると最も高いことが分かった。

    1987年直選制改憲後に就任5年目4-6月期の支持率は盧泰愚(ノ・テウ)12%、金泳三(キム・ヨンサム)7%、金大中(キム・デジュン)26%、盧武鉉(ノ・ムヒョン)24%、李明博(イ・ミョンバク)25%だった。朴槿恵(パク・クネ)前大統領は弾劾事態で対象に含まれなかった。

    一方、政党支持度は与党「共に民主党」が1%ポイント上昇した33%、野党「国民の力」が3%ポイント下落した31%をそれぞれ記録した。正義党と開かれた民主党がそれぞれ3%でその後に続いた。

    今回の調査の標本誤差は信頼水準95%で±3.1%ポイントだ。詳しい内容は中央選挙世論調査審議委員会ホームページで確認することができる。

  • 文大統領