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  • 韓国で最も人気だった東京五輪の種目は女子バレーボール

  • スポーツ 2021年08月26日 17:05
  • スポーツ関連ビッグデータ専門企業のTLOGは10日から17日までの8日間に全国に居住する満15歳以上59歳以下の男女1000人を対象に、「東京五輪で最も興味深く視聴した種目」を聞いた結果、女子バレーボールが45.7%で最も高かった。メダル獲得が続いた種目のアーチェリーも24.1%を記録した。東京五輪を通じて関心を持つようになった種目も女子バレーボールが47.9%で圧倒的だった。11.1%を記録したアーチェリーとの格差が大きかった。

    金軟景(キム・ヨンギョン)率いる女子バレーボール代表チームは予選リーグで日本と5セットの接戦の末に3-2で勝利し話題になった。準々決勝では強豪トルコを3-2で破って準決勝に進出し全国民の関心を集めた。ブラジルとの準決勝戦に続きセルビアとの3位決定戦で敗れて4位を記録したが最後まで最善を尽くす姿に拍手が送られた。

    また、今回のアンケート調査では90.6%が東京五輪を生中継で視聴したが、テレビを通じた視聴が72.5%に達した。ネイバー、ウェーブ、アフリカTVなどウェブ配信を通じた生中継視聴は18.1%だった。東京五輪で韓国の視聴者が最も多く見た競技も女子バレーボールだった。視聴率調査企業TNMSによると、韓国とブラジルの準決勝戦の平均全国世帯視聴率は総合36.8%で、サッカーや野球などを抜き視聴率1位を記録した。

    4個の金メダルを獲得したアーチェリーは、スポンサーである現代自動車グループの認知度を向上させた。鄭夢九(チョン・モング)名誉会長と鄭義宣(チョン・ウィソン)会長が大韓アーチェリー協会会長を続けて務め、1985年から37年間にわたり全面的に支援してきた。これに対し今回のアンケート調査では、「東京五輪が開かれる前に出場種目の後援企業を知っていたか」という質問に、現代自動車グループの大韓アーチェリー協会後援を知っていたという回答が51.3%となった。東京五輪以降に知ったという回答は44.8%だった。

    アーチェリー代表チーム善戦の要因としては、協会の透明な運営と公正な選手選抜が挙げられたが、これはスポンサーである現代自動車グループのイメージ向上にも肯定的な影響を及ぼした。69.3%がスポンサーに肯定的な認識変化があったと答えた。

    今回の世論調査は全国に居住する満15歳以上59歳以下の男女1000人を対象にオンライン調査方式で行われた。標本誤差95%の信頼水準に±3.1ポイントだ。統計補正は2021年7月末の行政安全部発表住民登録人口を基準に、性別、年齢、地域別のセル加重値を付与した。

  • 8日に東京の有明アリーナで開かれた東京五輪女子バレーボール3位決定戦で競技を終えた選手らが互いを激励している。[写真 五輪写真共同取材団]