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  • アストラ製ワクチン接種後に頭痛と悪寒…韓国で50代の警官16日後に死亡

  • 社会・文化 2021年05月18日 08:49
  • アストラゼネカ製ワクチンに対する副反応症状を見せた全羅南道(チョンラナムド)の50代の警察官が死亡した。

    光州市(クァンジュシ)と全羅南道警察庁などが17日に明らかにしたところによると、全羅南道警察庁所属の55歳の警部が16日に光州市内の大学病院で治療を受けた後に死亡した。先月30日に接種してから16日ぶりだ。

    警部は接種直後からむかつき、頭痛、悪寒などの症状を見せた。医療陣の勧告を受け6時間間隔でタイレノールを摂取して症状が好転したが、再び足のしびれや胸の痛みなどの症状を訴えた。警部は症状が現れた期間も通常通り出勤していたが12日夜に帰宅途中で倒れた。

    警部は心肺蘇生術を受け光州市内の病院に移送され、さらに大学病院に移された。血栓ができ血管を人為的に広げるステント施術を受けた。施術直後に心停止症状は改善されたが心臓機能は完全に回復せず、16日午後7時10分に死亡した。

    警部は普段から健康で今年初めの健康診断でも特別な基礎疾患はなかったという。防疫当局は警部の死亡がワクチン接種と関連があるのか調査を始めた。警察も解剖検査を通じて正確な死因を究明し遺族を支援する方針だ。

    警察庁の金昌竜(キム・チャンリョン)庁長はこの日午前の記者懇談会で書面答弁を通じ「新型コロナウイルスワクチン接種後に異常症状が現れた警察官に対し国家補償・公傷申請手続きを支援し慰労金など追加案を用意する」と明らかにした。

    金庁長は「対象者と家族の安定・回復を助けるために専従班を構成して専従ケア要員などを現場に配置している」と付け加えた。

  • アストラゼネカ製ワクチン

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