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  • 「歌手BoAの兄」クォン・スヌク監督の告白「腹膜がんステージ4、あと余命2~3カ月」

  • 芸能 2021年05月11日 08:41
  • 広告やミュージックビデオ(MV)、ドラマなどを演出してきたクォン・スヌク監督(40)が腹膜がんステージ4であることを明らかにした。クォン監督は歌手BoA(ボア)の兄としてもよく知られている。

    クォン監督は10日、インスタグラムに「もう本当に体の状態がとても良くないことを知り、医学的にそれほど多くの時間が残っていないとのことだ」とし、病院診断書を公開した。該当の写真には「患者の期待余命は3~6カ月程度と思われるが、腹膜炎が回復しないならこれによって数日以内に死亡する可能性もある状態」という内容が記されている。

    移転によるステージ4の腹膜がんであることを明らかにしたクォン監督は「腹膜炎で苦労した昨年12月末ごろに緊急手術を受けたが、予後が良くないのか、現在の期待余命について病院は2~3カ月程度だと言う」と綴った。

    クォン監督は「どうしたら私にこのようなことが起こりえるのか、なぜ私にこのような夢でしか見ないようなことが起きたのか信じられないが、目を覚ませばそれはいつも紛れもない現実」と訴えた。腸閉塞によって食事ができないため36キロまで体重が減り、点滴をした状態で動かなければならないため手足を動かすのもかなり大変な状況だという。

    クォン監督は「医学的にすでに死んだ人だと判定する病院と、一日一日死にゆく体の機能などを見て、もう自分というものがかなり失われた状態」としながらも「最後までできる治療は試していて、約束のない苦痛ではあるが希望を失うまいと多くの努力をしている」とした。

    続いて「楽しく働いてもまだ時間が足りないこの若さで、わずか数カ月前まで何もなかった私に、若い時のがんは本当に恐ろしいほどはやく広がるものであることを教えてくれた」とし「皆さん、健康管理をしっかりして、このような苦痛を経験しないよう祈る」と付け加えた。

    これに対してBoAは「克服することができる」とし「私が見るに、兄さんは一番かっこよくて強い人。毎日毎日頑張ってくれてありがとう」という応援コメントを寄せた。

    中央がん登録本部の資料によると、腹膜がんは2016年がん発生全体件数のうち0.2%を占める希少がんに属する。腹膜がん初期には特別な症状はなく、早期発見が難しい。一般的に腹膜がんステージ1・2の生存率は70~90%、ステージ3・4の進行性腹膜がんの場合は15~45%といわれている。

  • 歌手BoAの兄であり、ミュージックビデオ(MV)監督のクォン・スヌクさん(40)。[写真 インスタグラム]

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