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  • ソウルの地下鉄・バス きょうから減便運行を緩和 

  • 社会・文化 2021年02月15日 15:21
  • 【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市は15日、首都圏の新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」のレベルが第2.5段階(上から2番目)から第2段階(同3番目)に引き下げられたことを受け、同日夕から夜間の公共交通機関の減便を緩和し、地下鉄とバスの運行を増やすと発表した。

    「午後9時以降30%減便」から「午後10時以降最大20%減便」に緩和する。

     ソウル市は「夜間の需要や混雑度についてモニタリングを続け、必要に応じて弾力的に運営することで市民の不便を最小化する」と説明した。

     市はバスについては昨年11月24日から、地下鉄については同27日から午後10時以降の運行本数を20%減便し、昨年12月5日と8日からは午後9時以降の運行本数を30%減便した。

     市は社会的距離の確保が第2.5段階から第2段階に緩和されたことで、学習塾や映画館などの営業時間制限が解除されると説明した。室内スポーツ施設、カラオケボックス、スタンディング形式のライブハウス、パーティールームなどは営業時間が1時間延び、午後10時までになる。

     飲食店やカフェについては、午後10時まで店内での飲食が可能で、以降は持ち帰りや出前のみとなる。

     市はまたクラブなど遊興施設に対する集合禁止を解除し、防疫規則の順守を条件に午後10時までの営業を許可する。

     ただサウナなどの公衆浴場については、集団感染が持続的に発生しているため営業禁止が維持される。

     今月28日まで実施される社会的距離の確保の第2段階では100人以上の行事が禁止されるほか、5人以上の私的な集まりを禁止する措置も維持される。

  • 地下鉄を利用する市民(資料写真)=(聯合ニュース)

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