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  • 韓国検察 朴前大統領に懲役35年求刑

  • 政治 2020年05月20日 21:28
  • 【ソウル聯合ニュース】韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告と朴被告の長年の知人、崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入事件でサムスングループなどから多額の賄賂を受け取ったとして収賄罪などに問われた朴被告の差し戻し審が20日、ソウル高裁で結審した。

     検察側は、収賄罪に対して懲役25年、罰金300億ウォン(約26億円)、追徴金2億ウォンを、職権乱用権利行使妨害などほかの罪に対して懲役10年、追徴金33億ウォンを求刑した。求刑の合計は懲役35年、罰金300億ウォン、追徴金35億ウォン。

     朴被告は国政介入事件の二審で懲役25年と罰金200億ウォン、朴政権時代に情報機関・国家情報院(国情院)が特殊活動費を裏金として青瓦台(大統領府)に上納していた事件で懲役5年と追徴金27億ウォンを言い渡された。

     また、大統領在任中の2016年の国会議員総選挙の際、当時の与党セヌリ党(現最大野党・未来統合党)の公認候補選びに違法に介入した事件で懲役2年の刑が確定している。

     朴被告は2017年10月以降、裁判をボイコットしており、この日も出廷しなかった。

  • 朴槿恵被告(資料写真)=(聯合ニュース)

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