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  • 幼·小·中·高·特殊学校など登校授業のガイドライン発表

  • 社会・文化 2020年05月05日 12:58
  • 韓国教育部では、5月4日に幼稚園から高校までの学校再開の方針を発表した。またこれに先立ち、教職員、保護者へのアンケート調査も行い、この内容を参考に再開時期を決定した。

    1.登校時期
    高校 3 年生は進路・進学準備の緊急性を考慮し、5 月 13 日から登校授業を優先。
    防疫準備および校内密集度最小化による感染症予防のため、中学·高校の場合は高学年から、小学校は低学年(幼稚園含む)から、学年別に一週間程度の間隔で順次登校する。

    ○登校開始時期
    ・5月13日:高校3年生
    ・5月20日:高校2年生、中学3年生、小学1~2年生
    ・5月27日:高校1年生、中学2年生、小学3~4年生
    ・6月1日:中学1年生、小学5~6年生

    2. 登校授業に備えた学校防疫準備
    専門業者による消毒、教室内の机の間隔、1学級あたり1個の体温計、学校ごとのサーモグラフィの設置など。
    また、予備のマスクを各学校に配置。

    このほかにも、登校時には教室の換気、休憩時間の時間差、机面・ドアノブなど接触が頻繁な施設に対する消毒などを行う。

    3.安全な登校のための後続措置
    教育部はガイドライン(案)に対する市道教育庁の意見収集過程を経て、今週まで現場に周知することで、登校教授業期間中に安全な教育活動が行われるようにする予定。

    4. 遠隔教育政策を推進
    遠隔授業は、全児童生徒の登校授業が行われるまでの約 2~4 週間、持続的に行われる一方、登校後も遠隔授業を活用するという現場のニーズが少なくない状況。
    インフラ確保だけでなく、様々な遠隔授業のコンテンツ支援、低所得層および障害生徒への支援など、持続的に改善していく予定。

    ガイドラインの詳細については、在韓国日本大使館のHPから日本語で確認できる。
    https://www.kr.emb-japan.go.jp/people/safety/safety_200504.pdf