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  • 海外流入外国人感染者の継続発生で短期ビザも停止

  • 政治 2020年04月10日 09:45
  • 韓国では、国内で発生する新型コロナウイルスの感染者は減少傾向を見せているが、世界的な拡散傾向は衰えておらず、韓国国内での懸念は高まっている。

    韓国政府は海外からの新型コロナウイルスの流入を遮断するため、すべての海外入国者に対して隔離を義務付けているが、海外からの外国人感染者が引き続き発生している。
    ※ 海外流入外国人感染者 計66名(累計, 4月8日基準)

    さらに施設隔離対象である短期滞在外国人の流入が続き、臨時生活施設で隔離中の外国人が計880人(4月7日基準)となり、施設や資源の確保が困難となってきた。

    また、隔離の際の費用は自己負担となるが、費用納付拒否など隔離措置に応じない外国人は計16名(2020年4月1日~4月7日)となり、入国許可追放などの措置はとるものの、対応に追われる行政側の消耗も発生している。

    これにともない,外交部と法務部は査証発給および入国規制強化を通じて外国人の流入を減少させるために、「短期査証効力停止」および「査証免除協定および無査証入国暫定停止」措置を推進することとした。

    日本人の場合は、「短期査証効力停止」が対象となる。

    すなわち、ビザ免除措置が停止となった3月9日以降、ビザを所持していない日本人が韓国を訪問する場合は、短期訪問(C-3)ビザの申請が必要であったが、今後は短期訪問(C-3)ビザの効力も停止されるため、すでにビザを所持していても、再度申請が必要となる。
    また、すべての査証申請者に対する査証審査が強化される予定だ。

    該当者は詳細を在日本の韓国公館(大使館、領事館)で確認する必要がある。

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