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  • 新型コロナの検査機関計115カ所 検査件数は13万件超

  • 社会・文化 2020年03月05日 09:08
  • 【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央防疫対策本部によると、韓国国内で新型コロナウイルスの検査が可能な民間機関が先月7日の46カ所から今月3日時点で92カ所に増えた。政府は新型コロナウイルスの地域社会への感染拡大を防ぎ、被害を最小限に抑えるため、検査能力を強化している。

    ただ、検査機関はソウル市と近郊の京畿道に集中している。ソウルには33カ所、京畿道には22カ所があるが、新興宗教団体の集団感染が起きた南東部・大邱市には6カ所しかない。隣接する慶尚北道には検査機関がない。

     韓国国内では民間機関92カ所のほか、市・道の保健環境研究院18カ所など計115カ所で新型コロナウイルスの検査が可能だ。

     同本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は「現在、一日に1万5000件を検査できる能力があるが、検査の効率性を高める予定」として、「感染リスクが高い人から検査を受け、適切な措置を受けるようにする」との方針を示した。

     韓国で新型コロナウイルス検査は4日時点で13万件以上が行われた。うち、5621人の感染が確認されている。

  • 新型コロナウイルスの診断キット(資料写真)=(聯合ニュース)

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