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  • 日本旅行取りやめた韓国人の43.8% 行き先を国内に変更

  • 社会・文化 2019年09月11日 16:03
  • 【ソウル聯合ニュース】政府系シンクタンクの韓国文化観光研究院が、日本が対韓輸出規制を強化して以降の日本旅行に関するアンケート調査を実施し、結果を11日に公表した。

    それによると、日本旅行の計画があった人の69.3%が日本旅行をキャンセルしたり、行き先を変更したりした。キャンセルの理由については、回答者の93.2%が「最近の韓日関係悪化」を挙げた。

     日本旅行をキャンセルまたは変更したとした回答者のうち、旅行先を韓国国内に切り替えた割合は43.8%、海外に変更した割合は39.2%だった。日本に代わる旅行先としては、韓国国内では済州島や江原道、釜山が、海外ではベトナムや台湾、香港が挙がった。

     調査は8月23日から9月2日にかけ1326人を対象にオンラインで実施された。日本旅行の計画があったとした回答者は534人だった。

     文化観光研究院の関係者は、韓国国民は主にアクセスの良さや魅力、価格競争力、さまざまな観光コンテンツを理由に日本を旅行先として選んでいると説明し、国内観光の魅力を高めるための政策が必要だと助言した。

  • 日本旅行を控える動きが広がっていることから、仁川国際空港の搭乗手続きカウンターは日本便の手続き時間中も比較的閑散としている=(聯合ニュース)