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PM2.5低減措置3日目から車両2部制 ソウル市が検討
- 社会・文化 2019年04月09日 11:54
- 【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市は9日、粒子状物質(PM)の非常低減措置が3日以上実施された場合に車両の2部制(ナンバーの偶数と奇数によって通行制限する交通規制)を導入することを積極的に検討していると明らかにした。
非常低減措置の実施3日目からソウルの全地域で午前6時~午後9時まで車両の2部制を実施し、違反時には10万ウォン(約9700円)の過料を科す方針だ。
対象となるのは全国の登録車約1150万台で、外交・報道・輸送・障害者用車両や非営利事業者などの車両は除外される見通し。
車両2部制実施の法的根拠は、粒子状物質低減および管理に関する特別法第18条とソウル市の条例で既に制定されている。
一方で粒子状物質の低減効果が明確になっていないため、市民の不便が増し、個人の基本移動権が制限される可能性があるとも指摘されている。
これに関し、ソウル市は車両2部制の実施について市民の意見をオンラインプラットフォーム「民主主義ソウル」(democracy.seoul.go.kr)で5月9日まで受け付ける。参加者は粒子状物質低減のための新たな提案を行うこともできる。
民主主義ソウルは市民が直接政策を提案し、投票・討論する市民の参加窓口で、ソウル市が2017年から運営している。
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市は9日、粒子状物質(PM)の非常低減措置が3日以上実施された場合に車両の2部制(ナンバーの偶数と奇数によって通行制限する交通規制)を導入することを積極的に検討していると明らかにした。 ソウル市はPM低減措置が3日以上実施された場合に車両2部制を実施することを検討している(同市提供)=(聯合ニュース)- COPYRIGHTⓒ YONHAP NEWS