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  • 「堂々としているARMY…」文化現像になった防弾少年団のファンダム

  • 芸能 2019年03月25日 13:48
  • 「防弾少年団ファンであることが誇らしいです」

    「ARMY」が隠されていたファン心を表に出した。母親と娘は防弾少年団を応援し世代を越えて共感し、1人で来たARMYは現場で友達を作り防弾少年団をテーマに共感を生み出した。防弾少年団はARMYというファンダムで新しい文化現象を引き起こしている。

    ARMY1万人は23日、ソウル麻浦区(マポグ)文化備蓄基地に集まり「ARMY UNITED in SEOUL」を楽しんだ。10日にソウル広場で開催された「RUN ARMY in ACTION」に続く2番目の「ARMYPEDIA」オフライン・ファンイベントで、公式ユーチューブ・チャンネル「防弾TV」でも世界中に生中継された。ARMYPEDIAはネットユーザーが自分で情報を登録・編集する「ウィキペディア(Wikipedia)」とファンダム「ARMY」の合成語だ。各国のファンが随所にあるQRコードなどからなるパズル2080を探しARMYPEDIAを1マスずつ埋めながらその時の記憶を書き記す。

    同日のイベントでARMYはデビュー・ショーケースから初めてのミュージックビデオ撮影、新人賞受賞、年末の授賞式、コンサート、ビルボード・ミュージック・アワードでのカムバック、国連(UN)定期総会演説まで過去の活動記録を映像で思い出に浸った。動画の中の防弾少年団とクイズの時間も持ち、メンバーはデビュー曲『NO MORE DREAM』『Just One Day』『I Like It』など新人時代に歌った曲をライブで披露した。防弾少年団はいないが、彼らのデビューから2080日を共有したファンはスクリーンで見るだけでも楽しんだ。「以前の姿を見直すのも面白いし、なぜ自分が防弾少年団が好きなのか、改めて悟る時間になった」と口をそろえた。

    所属会社BigHitエンターテインメントによるとイベントは開始と同時に6万人のアクセスが集まり、最大13万人がオンライン上で同時に視聴した。防弾少年団が出演しないイベントなのにARMY自体だけで熱気が熱かった。BigHitのパン・シヒョク代表も現場を訪れじっと見守った。先に行われたソウル大学の卒業式祝辞で「K-POPを愛し世界化に1番の功労者の役割をしたファンが『ミーハー』と呼ばれ堂々としていられなくなる文化」と指摘したパン代表は今回のイベントを用意することで趣味生活に位置したファン文化を自然に受け入れさせた。

    特にARMYPEDIAは水平的ファン文化の基盤を固める一助となった。防弾少年団はARMYでウェムブルドン・スタディウムで公演するワールドスターになったし、ARMYは防弾少年団を見て正しい社会構成員になるための肯定的エネルギーを得る。過去にはアイドルといえば「仰ぎ見るスター」「憧れの対象」のイメージが強かったが、これからは共に成長し発展する協力の存在として受け入れられるわけだ。イベントを無料で主催したBigHitは「全世界54万人のARMYが参加したARMYPEDIAグローバル・キャンペーンを通じて防弾少年団が同時代に伝えようとしたメッセージを改めて考えることができる意味深い経験」と話した。

    防弾少年団は4月12日にニュー・アルバム『MAP OF THE SOUL:PERSONA』を世界同時発売する。リーダーのRMは「ARMYの皆さんの愛に報いることができるように準備中だ。リアルを込めたクオリティーの高い音楽とカッコいいパフォーマンスをお見せする」と話した。ステージは4月13日(現地時間)に生放送される米NBC放送『Saturday Night Live(SNL)』で初めて公開する。

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