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  • 詩と音楽で詩人・尹東柱に思いはせる 東京で催し

  • 社会・文化 2018年02月15日 13:35
  • 【ソウル聯合ニュース】韓国の国民的詩人で、日本留学中にハングルで詩をつくったとして逮捕され獄死した尹東柱(ユン・ドンジュ、1917~45)を詩と音楽でしのぶ催しが、尹東柱の命日の16日に東京・神保町の韓国書籍専門ブックカフェ「CHEKCCORI(チェッコリ)」で開かれる。韓国関連書籍を手掛ける東京の出版社クオンが15日、伝えた。

    イベントは「尹東柱に心寄せて~詩と音楽の夕べ~」と題する。在日コリアンの任キョン娥(イム・キョンア)氏(チェロ)、大野真紀氏(ピアノ)、野村祥子氏(バイオリン)が、韓国人作曲家アン・ソンヒョク氏が尹東柱の詩「序詩」「十字架」に触発され作曲した作品などを演奏する。

     アン氏と、日本人読者による詩の朗読も行われる。

     クオンの社長でCHEKCCORIも運営する金承福(キム・スンボク)氏は「日本で最も厚い読者層を持つ韓国の詩人が尹東柱だ。詩と音楽を通じて韓日両国が少しでも近づくことを願う気持ちで音楽会を企画した」と説明した。

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