韓国HOTニュース
  • 韓国俗離山で中国少林寺の武術が学べるように

  • 社会・文化 2017年04月26日 11:14
  • 忠清北道報恩郡(チュンチョンブクド・ポウングン)の俗離山(ソンニサン)が中国少林寺や山林レジャースポーツ施設などが入った大規模休養・観光団地として開発されることになった。25日、報恩郡によると、俗離山面の北東部一帯に243ヘクタール規模の滞在型観光団地を造成する内容の開発事業が推進される。この事業は、民間資本の誘致を通じて、俗離山に2021年までに1558億ウォン(約154億円)の事業費を投じてホテル・コンドミニアム、芸術家村、ヘドン少林寺などを建設する内容だ。この団地は俗離山入口や法住寺(ポプチュサ)から約4キロしか離れていないため、既存の観光地とのアクセスが容易だ。今年12月までに事業者を選定する。

    俗離山は1970~80年代、年間200万人余りが訪れるほどの人気観光地だった。だが、宿泊・体験施設の不足で観光客の足が遠のいている。報恩郡山林緑地課のソン・ソクボク課長は「修学旅行先として人気が高かった俗離山の過去の名声を取り戻し、沈滞した報恩の観光産業を活性化するために同事業を推進することになった」と説明した。

    この団地にはホテル・コンドミニアムなどの宿泊施設や陶磁器を製作できるヘンチョン陶芸院、多文化体験村などが造成される。中国少林寺から来た教官が直接武術を教えるヘドン少林寺は、2019年までに150億ウォンをかけて建設される。テンプルステイ修練館や心身修練空間に訪問者が宿泊して武術体験を楽しむことができる。

    チョン・サンヒョク報恩郡守は「俗離山ケーブルカーの設置などバイオ山林休養バレー事業と連係して俗離山を観光メッカにしていきたい」と意欲を示した。

注目のニュース