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サムスンのモバイル決済 中国でアリババと提携へ
- 経済 2016年05月19日 10:19
- 【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が中国のモバイル決済サービス事業で、同国の電子商取引最大手アリババ集団と組む。米アップルをけん制し、競争力を強化する狙いだ。
電子業界の関係者は19日、サムスンが20日ごろにアリババとの提携を発表する予定だと伝えた。サムスンのモバイル決済サービス「サムスンペイ」で、アリババの決済サービス「アリペイ」を利用できるようにするものとみられる。
サムスンは中国市場でアップルと激しく競り合っている。4億5000万人とされるアリペイ加入者を取り込むことで主導権を握りたい考えだ。
サムスンペイは同社のハイエンドスマートフォン(スマホ)でしか利用できない。サムスンペイの普及でスマホ販売の増加という好循環も期待できる。
サムスンは3月末に地場クレジットカード決済サービス最大手の中国銀聯と提携し、中国でサムスンペイの提供を始めた。
サムスンペイを使う買い物客=(聯合ニュース)- COPYRIGHTⓒ YONHAP NEWS