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  • 11月11日にカレトックデーはいかが?

  • 社会・文化 2015年11月08日 11:55
  • 11月11日にコメで作った細長いモチをやりとりするのはどうだろうか。国籍不明のペペロデーに押され国民認知度は低いが健康と意味は格別だ。

    今年で10年目を迎える「カレトック(棒状のモチ)デー」は、11月11日が棒状のカレトックを4つ並んでいる姿に似ていて作られた。もともとカレトクで作ったトックク(韓国式雑煮)は新年に対する期待と希望が込められている。今回の行事が秋に行われるのは農民の労苦を賛え豊作に対する感謝の意味を加えている。特に体に良い国産米をプレゼントし、これを通じて健康にも気を遣うことができ一石二鳥だ。11月11日は「農業人の日」でもある。漢数字の「十一」を「土」の字に見立てた「土月土日」という意味で、「農民は土から生まれ土に戻る」という意味が込められている。

    カレトックは栄養学的に優秀な食材に挙げられる。多様な料理法を用いればさらに豊富な味を楽しめる。「カレトックパスタ」「カレトックパプリカグラタン」「カレトックビーフカツ」「カレトックの糖蜜和え」など調理法も多様だ。免疫力が下がる季節の変わり目には焼いたカレトックをショウガの飴湯と合わせれば味と健康をともに得られる。

    「カレトックデー」に合わせさまざま行事も行われる。「カレトック料理自慢」などのイベントはコメ博物館ホームページを通じ参加できる。10日午後2時にはソウル・仁寺洞(インサドン)の南仁寺広場で開かれるイベントでは、アコースティック国楽公演、即席カレトック作り、カレトック分かち合い行事など多様なプログラムが進行される予定だ。

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