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  • 韓国政府、燃料電池市場の育成へ…シェア20%目標

  • 経済 2015年01月08日 16:46
  • 韓国政府が高効率・親環境の発電システムである燃料電池産業の育成に乗り出す。燃料電池は2020年に約40兆ウォン(約4兆3700億円)の市場規模に成長すると予想されているが、韓国はこのうち20%を占めるのが目標だ。

    韓国政府はこのような内容を含む「未来成長動力分野フラッグシップ・プロジェクト推進計画(案)」を8日、発表した。今回の計画案は官民合同の創造経済推進団および関係部署が合同で提出したもので、未来創造科学部・企画財政部など創造経済関連の主要8部署の首長と、全国経済人連合会・大韓商工会議所など8カ所の主要経済団体長が参加した「創造経済官民協議会」で確定した。

    創造経済推進団と産業通商資源部は、民間と共に燃料電池産業発展を推し進め、技術競争力を強化していくことにした。燃料電池は液化天然ガス(LNG)・バイオガスなどの燃料源から水素を分離させ、酸素と電気化学反応を起こして電気と熱エネルギーを生産する高効率・親環境の発電システムだ。

    韓国政府は企業と地方自治体が協力して2020年までに約4600億ウォンを投資してさまざまな用途の燃料電池拡散事業を推進することにした。