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  • 電子たばこ販売が急増 来年のたばこ値上げ見据え

  • 社会・文化 2014年12月25日 16:08
  • 【ソウル聯合ニュース】香りや味の付いた液体を蒸発させて吸う「電子たばこ」の売り上げが韓国で伸びていることが、25日、明らかになった。

    来年からたばこの価格が2000ウォン(約217円)上がることに加え、禁煙区域がすべての食堂やコーヒーショップなどに拡大するため、禁煙に挑戦する喫煙者の需要が高まっているものとみられる。

    ネット通販大手のGマーケットによると、今月に入ってから22日までの電子たばこの販売量は前年同期比の17.14倍となった。最近1カ月(11月23日~12月22日)では15.88倍だった。

    電子たばこの販売は年初から増え続けていたが、9月11日に政府がたばこ税を来年1月から1箱当たり2000ウォン引き上げる方針を発表してから増加幅が大きくなった。 

    また12月に入り、保健福祉部が国民健康増進法を改正し、禁煙区域を拡大する方針を明らかにすると、売り上げはさらに増加した。

    だが、電子たばこは現行法ではたばこに分類されるため、禁煙区域では吸うことはできない。室内や禁煙区域で摘発されると、10万ウォン(約1万1000円)の過料が科される。

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