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  • 円安が韓国輸出企業を直撃 上半期に売上高激減

  • 経済 2014年12月07日 11:00
  • 【ソウル聯合ニュース】ウォン高・円安の進行により、韓国輸出企業の売上高が減少している。

    韓国貿易協会の国際貿易研究院が7日に公開した報告書によると、今年上半期(1~6月)の輸出企業の平均売上高は2兆5000億ウォン(約2705億円)で、前年同期比2.2%減少した。

    輸出企業の売上高増加率は2012年に8.5%だったが、昨年に3.9%に激減し、今年上半期にはマイナスに転じた。

    業種別では自動車、電子電気などで売上高増加率の鈍化が目立った。自動車は昨年4.1%から今年上半期に0.8%に減少、電気電子は昨年10.1%からマイナス3.9%に激減した。

    これに対し、日本は円安を追い風に、自動車、繊維、化学工業、一般機械、鉄鋼、石油製品など、ほとんどの製造業者で昨年に続き、業績が改善した。

    特に韓日主要企業の経営指標を比べると、日本は売上高が大幅に増加し、営業利益も改善しているが、韓国は業績が悪化していると分析される。

    国際貿易研究院は円安による日本企業の収益改善が設備投資や研究開発(R&D)につながる場合、韓国輸出企業の競争力は今後さらに悪化する可能性があると指摘した。

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