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  • 徴兵で詳しい精神疾患検査導入へ 乱射事件受け=韓国

  • 社会・文化 2014年07月27日 14:51
  • 【ソウル聯合ニュース】南北軍事境界線近くの陸軍部隊で兵士が銃を乱射し同僚5人を殺害した事件を受け、韓国の兵務庁は27日、徴兵検査の際に正確な精神疾患を調べるため「総合審理検査」を導入する方針を明らかにした。精神科専門医と臨床心理士の段階的な増員も進める。

     兵務庁は2007年から専門資格を持つ臨床心理士を徴兵検査場に配置し、心理検査を実施している。総合心理検査は思考や行動など心理領域別の特性を具体化し、精神疾患や症状の有無などを総合的に把握する検査。1人当たり8時間かかる。

     また、徴兵検査対象者に対し、検査前に本人の同意を受け、国民健康保険公団の病歴などを事前に確認するシステムを構築し、精神疾患の診断に活用する計画だ。