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  • OB再買収したABインベブ「ビール韓流、自信ある」(1)

  • 経済 2014年04月02日 14:32
  • 「最近、韓国ドラマが中国で人気を享受しているように、ビールの韓流が幕を開けるでしょう」。
    世界1位のビール会社アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)のカルロス・ブリト最高経営者(CEO、54)は1日に記者懇談会を開き、OBビールの再買収の確定を発表しながら韓流の威力を強調した。「なぜ4年8カ月前に売ったOBビールを再び買収するのか」という質問を受けてだ。

    彼は「韓国の文化がほかのアジア圏に広がるのを見た時、韓国ビールもやはりアジア圏でどれほど成長できるか推し測ることができる」と話した。

    ABインベブは2009年7月にOBビールをコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)とアフィニティー・エクイティ・パートナーズに売却した。バドワイザーブランドを保有するアンハイザー・ブッシュとの合併以後、資金不足を解消するためのものだった。売却金額は18億ドルだった。当時のCEOもブリト氏だった。

    4年8カ月が過ぎた1日に買い戻す中で彼がサインした買収金額は58億ドル。売る時よりも3倍以上高い価格だ。ブリトCEOは「2009年の売却時も機会さえできれば必ずOBビールを買い戻そうと考えていた」として真剣な表情になった。「グローバル金融危機が迫って会社が危機に瀕すると、最も価値ある企業を売らなければならなかったし、それがOBビールだった」と彼は説明した。

    とても高い価格で再び売却するのではないかという巷間の憂慮についてブリトCEOは「絶対にない」と断固として話した。最も大きな理由としてOBビールの競争力を武器に韓国がアジア市場攻略の足がかりになるという点を上げた。このため施設投資も続けて行われると示唆した。