韓国HOTニュース
  • 五輪旗が次回開催の韓国・平昌へ 冬季ソチ大会が閉幕

  • スポーツ 2014年02月24日 09:19
  •  ソチ冬季五輪は23日夜(現地時間)、ロシア南部・ソチのフィシュト五輪スタジアムで閉会式を行い、17日間にわたる雪と氷のスポーツ祭典に幕を下ろした。冬季五輪史上最多の88カ国・地域の選手・役員が参加し、7競技98種目で熱戦を繰り広げた。

     韓国は史上最多の71人の選手が6競技に出場し、メダル獲得は金3、銀3、銅2で総合順位13位。目標だった金4個以上、3大会連続10位入りは達成できなかった。閉会式での韓国選手団の旗手は開会式と同じく、この6回目の五輪出場で競技人生を終えたスピードスケート男子の李奎ヒョク(イ・ギュヒョク)が務めた。

     次回の2018年冬季大会は韓国東部・平昌で開催される。閉会式では五輪旗がソチのパホモフ市長から国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長を介して平昌の李錫来(イ・ソクレ)郡守に手渡された。同旗は25日に帰国の途に就く韓国選手団と共にチャーター機で運ばれ、平昌郡庁に保管される。

     平昌五輪組織委員会は閉会式で、韓国の伝統楽器の演奏や民謡「アリラン」のアレンジ、円舞のカンガンスルレなどからなる公演を行い、次回の平昌開催をアピールした。公演のテーマは「A Journey Together」。平昌五輪のビジョンである「New Horizons(新たな地平)」を目指し、世界と一緒に進むとの思いを込めた。

  • 五輪旗を振る李錫来郡守=23日、ソチ