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韓国文化と生活

  • 再編によって縮小傾向の駐韓アメリカ軍
    日本にも沖縄などを中心にアメリカ軍(在日米軍)がいるように、韓国にも国連軍の名前で駐韓米軍がいます。同じ民族が南北に分かれて戦った朝鮮戦争(1950~1953年)のときに韓国にやってきて、そのまま残っています。基地、施設は約100カ所、人数は3万5千~4万人と言われていますが、現在世界的な米軍の再編を受けて、駐韓米軍も再編が進んでおり、全体的に見ると削減されつつあります。
    基地の近くの街を歩けば、米軍関係者と思われるアメリカ人が歩いていて、基地関係者に商売を依存する「基地街」がつくられている場所もあります。
    駐韓米軍の再編により、米軍は、首都ソウルの中心部にある龍山(ヨンサン)基地や、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に近い多くの基地をなくし、韓国に返還する計画で、現在作業が進んでいます。龍山基地跡地には公園が造られる予定で、ソウル市民の多くは返還を歓迎しています。その代わり、出て行く米軍の多くはソウルの南約80キロにある京畿道(キョンギド)平澤市(ピョンテク市)の米軍基地を大きく拡張して、そこに移る計画です。
    2004年より、半世紀ぶりに警備任務が韓国軍の手に移った。
    2004年より、半世紀ぶりに警備任務が韓国軍の手に移った。
    韓国軍には、戦争が起きると米軍の命令を受けて働くという取り決め(戦時統制権)があります。この統制権も数年後に韓国に返される予定で、米軍再編の動きと共に米軍は少しずつ韓国から出て行くようです。板門店(パンムンジョム)にいた米軍も撤収し、警備を韓国軍に任せるようになりました。
    多くの問題を引き起こす駐韓米軍
    平澤市の上空を飛ぶヘリコプター
    平澤市の上空を飛ぶヘリコプター
    「北朝鮮の恐怖から韓国を守ってくれた。今も守ってくれている」と考える親米派の韓国人もいますが、最近は反米派も増えてきました。米軍兵士が起こす犯罪などや、基地周辺での騒音被害、環境汚染、反戦運動の高まりなどが原因です。
    京畿道華城市(ファソンシ)梅香里(メヒャンニ)の米軍射撃場に残された砲弾
    京畿道華城市(ファソンシ)梅香里(メヒャンニ)の米軍射撃場に残された砲弾
    京畿道坡州(パジュ)市の韓米合同訓練場で訓練する韓国軍
    京畿道坡州(パジュ)市の韓米合同訓練場で訓練する韓国軍
    女子中学生轢死事件
    女子中学生を追悼するため米軍が建てた碑
    女子中学生を追悼するため米軍が建てた碑
    韓国では「反米イコール北朝鮮の味方」という考え方が昔からあり、アメリカ反対を叫ぶことは危険なことでした。しかし2002年に京畿道・楊州(ヤンジュ)市でアメリカ軍の装甲車が女子中学生2人をひき殺すという痛ましい事件が起こったのをきっかけに、韓国で初めて大々的な反米デモが行われ、数万人の人がソウル市庁前に集まりました。
    現在でも、平澤市の米軍基地拡張を反対する人々がソウル市庁前に数千人集まったり、アメリカ人お断りと書かれた店があるなど、反米感情が見られます。反対に、アメリカを支持する親米派のデモもあります。
    装甲車にひかれた女子中学生
    装甲車にひかれた女子中学生
    米軍再編に反対する反米派のデモ
    米軍再編に反対する反米派のデモ
    アメリカ人お断りの張り紙を出したバー
    アメリカ人お断りの張り紙を出したバー
    住み慣れた村を出て行く日に、涙を流すおばあさんたち(平澤市ペンソン邑テチュリ)
    住み慣れた村を出て行く日に、涙を流すおばあさんたち(平澤市ペンソン邑テチュリ)
    平澤市では、基地拡張計画により住民たちが住みなれた村を離れて移転するなど、アメリカ軍再編の影には悲劇もあるのが現状です。駐韓米軍問題は、南北分断国家という韓国の悲劇と複雑に絡んだ問題で、韓国民の世論も二つに割れています。

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